自分の写真
暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2020年9月13日日曜日

暦とともに#250 白露

夜の空気が冷えて、草木に露が降り始める頃。
朝の光に白く光る露のことを白露と呼んだそうです。
今年は残暑も厳しくて、まだそんな光景を見るのは難しいですが、
秋の気配を少しずつ感じられるようになってきました。

日中の暑さが残る9月の初めに、休み明けの花あわせレッスンが再スタート。
お届け&オンライン「花の会」もまたスタートしました。
今年もあと四ヶ月、なんだかびっくりしてしましますが、
年末までまた楽しく!を励みに後半をと思っています。


那須の池田さんから届いた花と市場の花と
秋らしい草花はまた魅力いっぱいです!

オンライン「花の会」1回目で生けました

こちらは2回目のオンライン「花の会」


アトリエレッスンとオンライン。
また、こうやって皆さんと季節の花を楽しめて嬉しい!
ひと月半空いたオンライン「花の会」で、ちょっとあたふたしましたが、
なんとか生けれてホッとしてます。笑、汗。
花を生けると、季節の変化がググッと感じられます。

そして、今年も作りました!!
「花のこよみ」2021、季節の花のカレンダーです。
今年はオンラインショップでも販売をいたします。
1年を季節の花と楽しんでいただけるカレンダーです。
使用後はポストカードにもなりますよ。
暮らしのお供にぜひ!よろしくお願いします。


バリエーションのあるカレンダーが出来ましたよ!

こんな風にピンナップもいかがでしょう!


カレンダーが出来ると、もう年末まですぐな気持ちになります。
でも秋本番もちゃんと楽しんで、季節を素通りすることなく感じて、
そして、希望のある新しい年へ向かって歩んで行きたいと思います。
さあ、植物とともに元気に参りましょう!!

2020年8月26日水曜日

暦とともに#249 処暑 

暑い暑い8月の3週間でした。
週末にザ〜〜〜〜〜〜!!と大雨が降ったら、あれ?
と、秋の気配をちらりと感じられて、気がつくと「処暑」です。
暦って!!とやっぱりびっくりですね。
8月は教室はお休みで、ボチボチと秋から冬の仕事の準備をしてました。
そして暑さが収まってきた月末、少しずつ、
また年末までシフトを上げていく時期になりました。
コロナでどうなるのか?とやっぱり不確定な感じがありますが、
案外、いつもの感じと変わらずに、なのかな?と思いつつで、ありがたいです。
日常も、いっ時よりは出かけることも増えたかも。
もちろん出来るだけの用心や準備はしてますが。
映画館は一席あき。美術館は予約がメイン。行ってみると、安心な感じです。
そして、やっぱりリフレッシュになるし、大切な時間です。
ドキュメンタリー映画、気になっていた展覧会など楽しんできましたよ!








北鎌倉のgallery蓮依さんへ、生け込みの仕事にも行ってきました。
山本亮平・ゆき展「無心のうつわ」
いくつかの花器に生けさせていただきました。
花を生けるときは私も「無心」です。
そんなことを考えて、素直に素直に、生けました。







花生けは、本当に楽しい、幸せな時間です。
なくてはならない時間、事、、、案外出来ているではないですか?!
どんどんなんでも大丈夫、としてはいけないけれど、
マイペースで、マイフェイバリットで、いい感じで深呼吸して、健康で、
日々に感謝して、秋からも頑張ります!!

2020年8月8日土曜日

暦とともに#248 立秋

 えっ!!立秋ですか?!
今年初の猛暑日と立秋が同じ日にやってきました。
梅雨が長くて、すっかり忘れてましたが、やっぱり夏は暑いですね。
夜も寝苦しくなってきて、熱中症に注意です。
切り花の仕事以外に時々、庭の仕事をご依頼頂きます。
ここ2、3日も植栽をさせて頂いているお客様のところへ
手入れに行ったのですが、ものの1時間ほどで汗だく、
ヘロヘロで、こんなだっけ?と。
久々の暑さに慣れるまでちょっと時間がかかりそうな?です。
そして、7月にひと段落したテラスの植栽の仕事を思い、
雨でドロドロではありましたが、
「あ〜、7月中に終えれて良かった!」とつくづく。笑。
自分的にはお気に入りの仕上がりで、ちょっとご紹介します!

マルバノキ
センターにマルバノキを配置しました。
ジンチョウゲはカフェオレ色のグラスと合わせて、
洋風に仕上げました。

ブルーベリーは2本で実付きを良くします。
早速摘んで召し上がってくださってます!

グラスは背の高いポットに。ハーブは青いポットでアクセントに。

もう一本大きい木を。コハウチワカエデです。


もともと出来上がっていたテラスのリノベーション植栽と言う感じで、
10何年前からの植栽を少し変えたいとのご希望でした。
あるものを剪定、ダメになっているのを整理、古い土を交換して養生、
そして、いくつかの新しい樹木、草本を出来るだけ空いている鉢を使いながら、
大きい樹木には新しい大きい鉢を用意して、全体のイメージを変えました。
全体に南半球のネイティブプランツが占めていたのですが、
雑木、庭木を入れることで、柔らかな自然の景色になるようにしました。
「北ヨーロッパっぽいのが好き」「まとまりすぎない」などご希望を伺って、
既存のインテリアや小物などから、洋風でミックススタイルで、
ちょっとブロカントを意識して、選んだ植栽は、
今までの植物とも馴染良く、うまく仕上がってくれました。
庭の仕事は体力的には大変ですが、やっぱり楽しいな〜〜と、
ありがとうございました!

観れた!

そして、以前から観たかったドキュメンタリー映画が、
ちょうど無料配信してることを知り、観れました。
ジル・クレマンの庭のドキュメンタリーです。
「できるだけあわせて、なるべく逆らわない」が全てを語っています。
思想的、哲学的な内容で、色々と考える時間が必要なフィルムでも。
庭の仕事の後に、良いタイミングで観れました。
自然、植物、景観、生き方、色々とまた自分に問いながらですね。
できるだけ、と、なるべく、がとても意味を持っているなーと思いながら、
大切なことをまたひとつ教えられたような、映画でした。


2020年7月23日木曜日

暦とともに#247 小暑から大暑

あれれ、もう7月も終盤になってしまいました。
本当ならオリンピック開幕!!で、日本中が賑わっていたのか・・・と
不思議な気持ちになる7月の海の日からスポーツの日の4連休です。

私は7月も花教室をアトリエレッスンとオンラインで開催したのと、
ギフトのご依頼や、展示の添え花など、何気に花生けをたくさんしました。
そんなので、バタバタしていましたら、小暑を忘れ(結構涼しかったのもあり?)
梅雨も開けず長雨のまま大暑になっていて、暑中という感じがしません。
ジメジメしていますが、花は爽やかに夏の花を生けましたのでご紹介します!






gallery蓮依さんで生けたのは、磯部祥子さんの布の作品の添え花です。
展示会で生ける花は主役でなくて、作品を引き立てられるように、
その空間の佇まいになるように、を心がけて生けます。



ギフトのご依頼の際は、贈る方、受け取る方のイメージ、ご用途を大切に生けます。







花あわせレッスン、野山の花の会でのオンラインレッスンでは、
毎回器を変えて、それぞれの器の特徴などに合わせた生け方(方法的な事)を
見てもらえるようにするのと、自分がどんな景色、イメージを持って
生けようと思っているかを説明しながら生けるように心がけています。
色々な器に、季節の花を生けることで、皆さんの暮らしでの花いけの
ヒントになって頂けたらと思ってます。
4月から急展開でスタートしたオンライン「花の会」も四ヶ月経ちました。
「楽しい」とお言葉いただき、花をご依頼いただいた皆さん、
そして、6月からはアトリエにお運びいただいた皆さんに感謝いたします。
8月はお休みですが、私にとっても学びの多い機会になりました。
また9月から、楽しんでいただけるように、そして私も楽しんで
花を生けて行きたいと思っています!
梅雨が開けたらギラギラの暑い夏でしょうね・・・
皆さん、ご自愛くださいね。



2020年6月25日木曜日

暦とともに#246 夏至

ずいぶんと日脚が伸びたな〜〜と感じていたら、夏至を迎えました。
暦では夏の真ん中にあたり、実際は夏至の翌日からは少しずつ日は短くなります。
でもまだしばらくは、日が長いのを感じることが出来ますね。
独特の陰影を感じて、キュンとした心持ちになる夏の長い夕方を楽しみたいです。

そんな夏至の日に、久々に鎌倉に友達に会いに行きました。
ちょうどファブリックキャンプで以前から気になっていた蝋燭の展示が
スタートする日だったので、寄ることに。
そして「植物の神さん」蝋燭を我が家の神さまにと、頂いてきました。


ワンコ3頭も神さん

馬も鳥も神さん

木彫の青い人も神さん

布の人形も神さん

祝亀も

祝鶴も


私は自分を無宗教者と思っていますが、
八百万の神を信じている(と思っている)し、
恥ずかしながらの、苦しい時の神頼みの人です。
寺社仏閣、教会など、お参りにも、手をあわせにもよく行きます。
何かあると(ない時も)氏神さまへ参ります。
心の中でしょっちゅう「神さま!」と言ったりしています。
今回の「植物の神さん」の他に、家の中に自分の神さまがあちこちで、
私を見守ってくださっています。
(この他、お札やらもいくつかあります)。

いつも何かしらの植物を生け、それらにも守られている気がしています。
色々な神さまと植物で、住まいは美しい「気」に包まれていて、
私にとってある意味シェルターのような中にいる感じでしょうか。
神羅万象、あらゆるものに神は宿る。
そんなことを、植物の神さんに手を合わせながら思った夏至の夜でした。






2020年6月8日月曜日

暦とともに#245 芒種

芒のある植物を植える時期、芒種。
代表は「稲」、お米ですね。
雨のめぐみを頂いて育っていくように、梅雨の前に田植えを済ます。
昔の人は理にかなった暮らしをしていたんだなと、
自然と暮らすことの大切さや、そこから生まれる人の叡智のようなものを
二十四節気から感じ、こんな時だからか、より納得する次第です。

そんな芒の植物、ドライフラワーやプリザーブドフラワーでも
最近はたくさん使われています。
自然な感じ、動きも出しやすくて、好んで使っております。
そして、1年以上前に開設したオンラインショップ
時間のある時、仕事のフィールド開拓?もしないと!
で、ようやくInstagramと連携できるようにしました。
Instagramからショップへ移動していただけるようになったので、
早速8個ほどスワッグを作ってアップしました!!


ノルディック風

フェアリー

モダン

こちらもフェアリー


ネーミングも絞り出しました、笑。
気温、湿度も上がってきて、生花の保ちも落ちてくる季節になります。
こんな時はプリザーブドフラワーやドライフラワーも
上手く取り入れてみてはいかがでしょう?!!
芒の植物がお似合いの季節に、夏を爽やかに過ごせるように、作ってみました。
良かったら、これ以外もアップしている、ショップサイトもご覧くださいね。
と、今回は宣伝の巻!!


2020年5月25日月曜日

暦とともに#244 小満

万物の成長する気が長じて天地に満ち始める頃。小満です。
清々しく、緑も美しく、暑さが出てきても湿度はまだ低めで、
一年を通して一番過ごしやすくて楽しい時季ではないでしょうか。
今年はステイホームで、なかなか遠出は出来ませんが、
家の近所の木々や草花の満ち満ちた勢いを感じてます。
散歩程度でも、気持ちよく過ごせる季節で良かったとつくづく思います。
そしてあちこちで、大好きな紫陽花が花芽を付けているのを見つけては喜んで、
次にやってくる梅雨の季節も楽しめると良いな〜〜、なんて考えて過ごしています。


撮影で使った山紫陽花の株は、お隣の植え込みで育ててもらっています

これがその時(16年前!!)の写真です


今は紫陽花も品種豊かで、いろんなタイプを見るようになりましたね。
昔ながらの丸い紫陽花も大好きですが、山紫陽花が大好きです。
16年前にもなってしまいましたが、初めての著書「花とまいにち」の
”まいにちの花”と言う章の扉で持っています。中ページでも生けています。
そして、扉タイトルの下には「暮らしのなかの私のchabana」としています。
お隣の紫陽花を見て、久々に開いて見た自分の本の文章に、
「あー、変わらないんだな〜〜」と自分の基本を見つけたような喜びを持ちました。







数年前に始めたInstagramでも「#くらしの茶花」として
上の写真のような感じで、花の写真をアップしています。
コロナで少し今までと違う生活環境になっている中、色々迷うこともありますが、
生活の中にある、ふとしたきっかけで、何だか腑に落ちることがあって、
ちょっと落ち着いたり、嬉しかったりもあります。
気づきって、良いタイミングであったりするのも不思議なものですね。
「花は野にあるように」をこれからも大切に、生けていければ良いなぁ。
一足早く咲いてきた山紫陽花に、気づかされた5月の終わりでした。

2020年5月10日日曜日

暦とともに#243 立夏

立夏。素敵な言葉ですね。
目にも耳にも、そう五感全部で、キラキラと輝くみどりを感じる事が出来ます。
この時期になると、ちょくちょくと庭の手入れなども含めて、
根のある植物の仕事のお声掛けを頂きます。
やっぱり皆さんも、この植物が輝く季節は、そんな気持ちなるのでしょうね!!


うちの小さなベランダに
小さなワイルドストロベリーが成っています
超可愛い!!

数年前に植えさせて頂いたお客様の庭の
アメリカ花ズオウが見事に成長して、キラキラ

可愛い寄せ植えを、とご依頼頂きました
お客様のご要望、イメージを大事に作らせて頂きます


自分の庭がなくて、猫の額ほどの植え込みと小さなベランダには
自分好みの緑が多い植栽ですが、お客様のところはそれぞれのお宅に似合うよう、
お好みを伺って、環境に合うようにプランニングします。
色々なお庭やコンテナを私が楽しませて頂いている感じ?!!
そして、この時期は「あ〜〜、小さいので良いから庭が欲しい・・・」
と毎年思っているような気がします。笑

母の日も今年は早めに送らせて頂きました。
皆さんのありがとうをお届けできて良かったです。
ありがとうございました!



グラスを使って、草原のように仕上げて、自画自賛!


早くに母の日のお届けをしたので、週末はちょっとのんびりさせて頂きました。
2本連作のドキュメンタリー映画を鑑賞。
パトリシオ・グスマン作のチリの映画です。
壮大な自然を捉えた美しい映像はそれは素晴らしい!
そして全く知らなかった、チリの痛ましい歴史に考える事を突きつけられました。
宇宙、地球、自然、過去から未来、人は水から生まれ星へ還るのか。







うまく何かを伝えるのは難しいですが、この映画を知れて、観れて、良かった。
興味のある方は是非ご覧になってください。




2020年4月24日金曜日

暦とともに#242 穀雨

春雨が百穀を潤す時季、穀雨です。
実際に雨が多いのはこれ以降ですので、種蒔きの好機でもあります。
人の世の中は大変な状況ですが、自然はいつもと変わらず、というか、
いつにも増して、気持ち良さそうに息吹を出しているように思います。
グングンの芽吹く木々の緑や、草花に、どれだけの元気をもらえているか!
私はと言うと、今はほそぼそですが、少しでも植物の側で働けることに感謝です。

5年目になるのでしょうか?
4月は心待ちの野山の花の会がスタートする月です。
しかし、残念ながら今年は花を送らせていただくことでスタートしました。
集うのはお休みといたしましたが、それでも花をと仰ってくださる皆さんに
本当にお礼の言いようがない気持ちです。
そして野山の花の会も、お花をお届けさせていただいた方と
「zoom」オンライン花の会をやることにしました。
こちらも楽しく参加してくださって、結局は私が皆さんに励まされ、
元気を頂いていると実感してます!


愛知の水野さんから無事届いた花を皆さんに

オンラインでは私が皆さんと同じ花を生けます

イメージに合わせて、生け分けるので、
小さい花生けも見てもらいました


水野さんは軽やかに「大丈夫だよ」と花を送ってくださいました。
ヤマトさんが運んでくれて、水揚げして束ねて箱に入れ、
またヤマトさんに託します。
皆さんにちゃんと届いて、生けていただいて、私も生けて、
オンラインでも場を共有出来て、元気をもらって・・・・。
最初は教室が出来ないことにあたふたして、どうしようかと悩みましたが、
今出来る最良を少し見つけてやってみれたこと、
もうこれは、皆さんの手がなくては出来ないことと思います。
ありがとうございます。


16年前に本に書いた文章です


そして、16年前に最初に出版した「花とまいにち」に、
編集者からの提案で書いたエッセイとまでいかない文章のひとつ
「花のこと」を読み返しました。
そう、花は私の「道しるべ」。今も変わらず、花が繋いでくれる色んな人と事を。
悩みは尽きないような、ですが、大変な時期に、皆さんのお気持ちをもらい、
だいぶ開き直って、シンプルに、淡々と「生きよう!」と思ってます。笑

さあ「ステイホーム」で、しっかりと、楽しく(出来るだけね)、
植物と、良い季節を過ごして行きましょう!