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暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2021年2月23日火曜日

暦とともに#259 雨水

 降る雪が雨に変わる雪解けの時季、草木が芽生えるころ、雨水です。
乾燥していた冬もそろそろ終わりかな?と、雨の日が増えて来ました。
一雨一度で春に向かっていると実感するようになって来ましたね。
あちこちで梅も満開を迎えて、ここからは桃に沈丁花、白蓮、レンギョウ、
雪柳・・・・と花の木が順番に咲いて、桜の頃にはすっかり春!
と、花の木が大好きな私にはワクワクが始まる時季でもあります。

そうだ、そうだと、ようやっと先日、内裏雛を飾りました。
毎年、自分のために飾るお雛様。
桃がなかったので、手元にあったミズキを添えてます。
地味ですが(笑)、小さな雛人形がほんわか春を届けてくれるように思います。
年中行事は、ささやかですが私なりに大切にしたいと思っています。


大人になって、自分のために用意した内裏雛


暖かい日が多い2月ですが、花は季節をよく知っていて(?!)
嬉しいことに、まだまだ長持ちです。
オンラインレッスンで生けた花もまだ元気で、整理しながら楽しんでいます。
整理するときは大抵2、3個に生け分ける事が多いです。
丈に合わせて、組みあせて、器を選んで、シンプルに生ける感じでしょうか。
最後まで、楽しんで、楽しませてもらって、ですね。



元はひとつに生けていた花を整理して
ふたつに生けました


1月から続いていた春のリースの制作、納品も終えたので、次は確定申告(汗)
という中、ちょっとご褒美時間も大事です。
葉山の「昵懇」さんの焼き菓子をゲット!!して、美味しく頂いております。
そして休みの日は、ずっと行きたかった二宮の「日用美」さんへ。
鎌倉から移転されたお店はそれはそれは素敵!!(鎌倉も素敵だった!!)
50年以上前の洋館をリノベーションされた空間、自然に囲まれたロケーション。
良い気に満ち満ちている場所でした。


去年も頂いて感動した「おやつ箱」!

家づくりの本は友人の著書です
窓は50年前のものだそう!!素敵



二宮では美味しいパン屋さんのランチをいただき、大満足。
久々の遠足気分にご満悦でした。
どの季節も好きだけど、春が来るって、やっぱり格別ですね。
希望を感じる季節がもうそこまで来ています。



2021年2月6日土曜日

暦とともに#258 立春

今年は節分が2月2日で、124年ぶり!!の暦のまわりでした。
立春ももちろん1日早く、2月3日に迎えました。
豆まきは、我が家ではマストな年中行事です。
今年もそ〜〜っと「福はうち!」と豆を撒き、豆を食べましたよ。
流石に食べる豆の量が多くて・・・食べるのはもう最後にしようかな?と、笑。

休みの日に久々にミシンを出して、残っていた半端な布でエプロンを作りました。
プリント柄は私のアイテムには珍しいのですが、リバティのワンコの柄は
ジャックラッセルのプリントなので、一目惚れして買ったものです。


麻と綿の2種

上がチャムちゃん、下がワンダー!
そっくりな子がいるのです。可愛いな。


ステイホーム期間ではありますが、こちらもひとりひっそり?と
舟越桂さんの展覧会と、映画の日に映画を観に行って来ました。
舟越さんの木像は大好きで、何年か前の庭園美術館、群馬館林美術館にも
行ったのですが、今回の松涛美術館含め、どこの美術館もとてもいい美術館で、
舟越さんの作品にぴったりです。
ガラスの目が入った人物像は、遠く、かなたを見ているようで、
神々しくもあり、祈りの時間のように感じました。





映画の日はデンマークの映画観ました。今年最初の映画館。
「私の叔父さん」と言う静かなドキュメンタリーのようなお話でした。
色々考える事もある、ちょっと難しい作品でしたが、
映像、景色など素晴らしい場面もあり「あー、広い所に行きたいな〜〜」と、笑。




家ではご依頼の花を生けたりしてます。
そして、残った花材を生けて「冬から春へ」を自分でも楽しんでます。
花が家にある風景は私にとって当たり前で、必要なこと。






約10年書かせていただいたブログ「根のある暮らし」が1月で終了しました。
こちらの自分のブログは細々と続けていきたいと思っています。
なかなかこれと言ったトピックスがなくて、たわいもない事を書いておりますが、
日々のあれこれ、自分の気づきの機会にもなっています。
しばらくお付き合いくださいね。
そうそう、節分も過ぎたので、今日は厄払いに行って来ました。
いよいよ最後の本厄の年です。
落ち着いて、大事に過ごして行きたいです。