自分の写真
暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2015年12月25日金曜日

暦とともに#151 冬至

冬至を迎え、冬の真ん中になりました。
夕方の5時前には暗くなり、日の短さに「冬至だな〜」と。
でも、明日からは少しずつですが日が伸びて、次の季節に向って行きます。
俳句の辞書、歳時記で冬至を引くと、傍題には「一陽来復」とあり、
古代中国では、陰が極まり陽が復するということらしい。なるほど。

そんな冬至の日、さいたま新都心の文化センターにレッスンに行きました。
首都高から新都心線に乗り1時間ほどのドライブになりますが、
出口の近くのロングカーブに差し掛かった時に
なんと!冬至の日に映えて美しい富士山の姿が!!
え、こんなところにも見えるの!?
と驚きながら注意しながら(運転を)うっとりしちゃいました。

レッスンは、クリスマスがすぐなので、
ちょっとクリスマスを楽しんで、お正月の花にチェンジできる
2Wayのアレンジにチャレンジです。
桐箱に、クリスマスはミニマムに森のようなイメージで、
お正月は初春の苔庭のようなイメージで。


木箱の中にクリスマスの森が出現!


ワタとりんごを葉牡丹と菊にチェンジ!


花材を少し変えて、リボンを水引に変えて完成です。
我ながら(またまた・笑)素敵!!
生徒さんも喜んでくださいました。

そして、感動の景色から一句。
富士山や一陽来復希望射す  綾
冬至は次くる季節への希望を感じる大好きな節気です。
では、健やかな年末年始をお過ごしください!

2015年12月7日月曜日

暦とともに#150 大雪

祝!150回です。
150回は大雪で迎えました。
山々は雪景色になり、本格的な冬が到来するころです。
今年は暖冬なようですが、12月の声とともに冬らしくなりましたね。
晴れた日の空も青く冴え渡り、高く広がっています。
木々も少しずつ葉を落として、樹形がオブジェのようになってきました。
寒さにはめっぽう弱いのですが、冬の景色は大好きです。


枯れかけたツルと実を絡めてリースに
冬の景色が家の中にできた!ご満悦



もう一つのこの時期の景色はクリスマスデコレーションでしょうか。
イルミネーション、ツリー、リースなど街はクリスマス一色。
花あわせレッスンもクリスマスレッスンで、アレンジやリースを作りました。
みなさん飾ってくれてるかな?!
で、自分の家はというと・・・・
バタバタなので、あまりクリスマスっぽい景色になってない〜〜!!
たくさん作ったリースも皆、旅立ってます。
そして今日また別件でサンプルを作りました。
いい感じにできたので、写真はしっかり撮っておこう!


大人っぽくシンプルシックに作ってみました
やっぱりフレッシュリースはこの時期は格別


そしてこの子もまたすぐに旅立って行きました。
手元に残ったのは、花あわせレッスン用サンプルのリースがひとつ。
それくらいは飾ろう!ドアに掛けようっと!
もうお正月の仕事に突入なので、ふと思い出すクリスマス、という感じに。
私はこんなトホホなクリスマスシーズンですが、
みなさんどうぞ楽しいクリスマスシーズンをお過ごしくださいね。








2015年11月24日火曜日

暦とともに#149 小雪

暦の上に小雪を迎え、北国から初雪の便りも聞こえてきました。
東京ではまだ本格的な冬ではありませんが、朝晩が冷えてきましたね。
イチョウが鮮やかな黄葉に色づいています。
晩秋の頃というのが実感の11月の終わりです。

そんな 11月の後半に、夏から考えていた「野山の花の会」を開きました。
気がつくと、花を生け始めて30年がすぎ・・・・。
花を始めるきっかけは、本の中の景色に咲く花や木、自然に引き寄せられたこと。
これからの自分の花の行く道を、少し考えたりするのも
そんな年月や年齢や・・・・必然的なことなのかな?
より自然を楽しむような花を見ていただきたいな、生けたいな。
なんて思っていた時に、ご紹介いただいたのが愛知の山の花と水野さん。
夏に訪ねて行き、花を送っていただけることになりました。
少し月日が過ぎましたが、ようやく念願の会開催。

2回の会でしたが、どちらも定員いっぱいの方にお越しいただき、
自然の植物を楽しんで頂けました。
会では私は案内人的な役をと思い、「花人 井出 綾」として参加。
皆さんと一緒に生け、小さい花もそのあと生けて、
あちこちに晩秋の花を飾っています。


ブリキのバケツに野趣豊かに
自然の曲線が美しい

切り分けて残った花もさりげなく

ちょっと和な感じ?自然のオブジェ!

落ちた実もかわいい、サカネカズラ

かごに小春の頃の陽だまりを


それぞれの持つ魅力に惚れ惚れしながら生けました。
自然は偉大ですね。次は来春、楽しみに!!



2015年11月8日日曜日

暦とともに#148 立冬

暦の上に冬が来ました。立冬です。
昨夜からの雨が降り続く、肌寒い日になりましたね。
なんとなくお昼は暖かい日が続いていたので、ちょっと我慢してましたが、
「立冬か〜〜、じゃ、いいか。」で、そろそろ暖房機の出番ですかね。

俳句を始めてから、歳時記という季語の辞典を開くようになりました。
俳句教室は繁忙期の年内はお休みしますが、ちょっとした時間にパラパラ。
季節の言葉を見ていると、あら〜素敵!と思うものに出くわします。
この季語を使って何か一句作ってみたいな〜とか思ってメモしたり。
晩秋の頃には「冬隣」というのがありました。
冬の字を見ると冬の季語かと思いますが、まだ冬は隣で秋なんですね。
そして、今日、立冬には「今朝の冬」というのがあります。
なんだか急にしんとして、冬が来たように感じます。
日本語って本当にすてきだな〜〜、と、
朝起きて降る雨音に思った冬の始まりでした。

家の中には秋のはじめに無造作に置いていた花なんかが、
ドライになって転がっていたりします。
乾いた枝や花は、冬の景色によく似合います。
ちょっと可愛くしてあげて飾るとなおのこと。


枝を束ねて山帰来を一緒に

大好きなヘクソカズラと山芋のツルをライトに
アナベルのオーナメントは窓辺に

どちらも連載をしている雑誌「コトレシピ」の12月号の特集で
「花とグリーンのおもてなし術」としてご紹介させていただいてます。



アロニアと山法師の枯れ枝と冬景色のアレンジ

花生けも今の季節を楽しむようなのが好きです。
立冬の朝、生けてみました。

しとやかや雨しみいりて今朝の冬  綾

冬は冬らしく、どんどん寒くなり、辛くもなりますが、
ハートウォーミングで楽しんで参りましょう!!




2015年10月24日土曜日

暦とともに#147 霜降

晩秋の頃、朝晩が少し冷えてきました。
霜降を迎えましたが、都会ではまだまだ霜が降りるのは先ですね。
山では紅葉も深まり、朝霜が降りてくる頃でしょうか。
ああ、紅葉でも見に行きたいな、どこか行きたいな、
爽やかな秋晴れが続く中、そんなことを考えながら
夏の終わりからコツコツと作り続けてきた冬のリースとスワッグが
ご注文いただいた分ついに完成!!やった〜〜!


スワッグは大小の2タイプあります

森のグリーン

人気のピンク

大人なグレープ

今年も私の部屋さんにて展示販売させていただきます。
あべのハルカス、ルクア大阪、吉祥寺、池袋、富山、新潟店の6店舗です。
恒例のアジサイプリザがメインですが、今年はグリーン、
小花を少し多く使ってナチュラルに仕上げました。
11月の最初くらいから順次スタートいたします。
私の部屋さんのサイトをご覧くださいね。

もう一つ、ご紹介。新しい取り組みをひとつ。
「野山の花の会 Vol.1 霜月」開催いたします。
こちらは夏に伺った愛知から山採りの花を生けるワークショップです。
まだまだ試行錯誤中ですが、スタートしてみようと!
より自然な花を楽しめる会になります。
これからの花との関わりを少しずつ整えながら、[ 花人 井出 綾 ]頑張ります!
ご興味のある方はご連絡ください。一緒に楽しみましょう。


最初の案内フライヤー


年末まではなかなか出かけられそうもないけれど、
山からくる花で、晩秋の景色を楽しみましょう。
きっと、心の旅に出れるはず!!


2015年10月12日月曜日

暦とともに#146 寒露

9月は諸事情があり、気がつくと10月になっていたような・・・
ぽかりとスポイルされたようなひと月でした。
野草に宿る冷たい露のことを寒露と言いますが、
最近はすっかり朝晩の気温が下がり、朝露、夜露で草が濡れていそうですね。
日暮れも早く、秋もたけなわ?と、変化についてい行けず驚いています。

仕事の方は、8月から始めたリース作りも佳境に入っていて、
撮影や教室以外はひたすら作る、作る、軽く軟禁状態の日々です。
そんな中、俳句教室で「鎌倉吟行」に出かけてきました。
その日はお休み!と決めて出かけましたが、
疲れもあり、久しぶりのチョイ遠出でもあり、句作というよりも深呼吸・笑。
後から写真を見ても、見上げたものが多く、
広く大きい空に癒されに行ったようです。


雲で一句つくりました
大空をただ行きあひて秋の雲

大仏さまは大きい!

少し色づいてきましたね

草花もいろいろ咲いていましたよ
ホトトギス

そして、
今月から新しい試み。花あわせレッスンの花に、那須の草花が加わりました!
無農薬で草花を育てている生産者、池田さんご夫妻の花です。
真冬以外は那須の花と市場で私が選んであわせた花で、
より自然な花を楽しんでいただこうと思っています。
暫くは試行錯誤ですが、頑張りますのでみなさん楽しんでくださいね!!

で、自分も那須の花を生けてみましょうと。
かごに花野の景色ができました。


鎌倉でも見たホトトギス、ミズヒキ、タデ、エノコロ草も

久しぶりにアップしたブログ、ちょっとあっちこっちの話でしたが、
偶然にも見た景色を生けれたこと、私の花のスピリット再確認!かな。



2015年8月29日土曜日

暦とともに#145 処暑

8月もあと2日で終わり、ゆきあいの月、9月に。
お盆を過ぎたころから急に涼しくなりましたね。
あまりの変化にほっとするのと同時に、「え?もうですか?!」と
寂しさも覚えながら処暑を迎えました。
そんな夏の終わりに、初めて我が家で作家さんを招いてワークショップしました。
大分を拠点に活動している竹作家の清水貴之さんを先生に、
清水さんのオリジナル「Cargo」のトライアングルのカゴ作りに挑戦。
六目編みをベースに曲線で仕上げるおしゃれなカゴです。
4時間ほどかかりましたが、みんな楽しく集中。
私も生徒で参加、大満足の出来上がりでした。
早速飾ってあったオージープランツを入れてパチリと撮影。


手先の動きに見惚れちゃいますよ!

竹を割いてひごを作ってみせてくれました

やっぱり最初は植物入れましょう


花入、小物入れ、ちょこっと買い物かごなど、いろいろ使えそうです。
裏に名前を彫ってもらい、愛着いっぱいのかごになりました。

9月は向島こひつじ書房さんの読書会にお招きいただき、
ホストとして参加させていただきます。こちらもうちでの開催です。
バーネット作「秘密の花園」。ただいま参加者募集中!
秋の午後の時間をまた楽しくみなさんと過ごしたいと思います。
ご興味ある方はぜひご一緒に。



2015年8月9日日曜日

暦とともに#144 立秋

ふわ〜っと、一瞬、涼風を感じたら・・・・
暦の上に秋立ちました。立秋です。
あんなに暑くて暑くて、どうなっちゃうんだろう?!と思っていましたが、
暦に文字を見つけて一息つくだけでなく、体感もちゃんと。
感心しきりの先人の叡智だわ!!

その立秋を迎える前に、名古屋の花市場と生産者さんに会いに出かけてきました。
盆地の暑さは東京とはまた違う質ですかね。
ただ活動したのが早朝4時からお昼前でしたので、結構平気でしたよ。


市場のなかでも「持ち寄り所」みたいな場所です

山から切り出しのマンサク

生産者さんの畑です

愛猫ちゃん

おしゃれなショップにも連れて行ってもらいました


目的は、市場で生産者の方に会い、畑訪問すること。
山から切り出しの 植物をお持ちの方です。
大好きな山の花。期待通りの花に出会えました。
秋から少しずつ、使わせていただけることになりました!!
花あわせもですが、ちょっと楽しいコースを開こうかとも思案中です。
随時アナウンスをしていきますので、お楽しみに!!



頂いてきた花で生けてみました


畑のテッセンと山からのカラマツ草。
手塩にかけて育てられた伸びやかな花、自然からのたくましい息吹いっぱいの花、
どちらもそれだけで美しい。
そんな植物の力を借りて生けるということは、ほんとに幸せですね。

まだ残暑は厳しそうですが、秋は確実に近寄ってくるんだなと、生けながら実感。
みなさんも秋本番まで、残りの夏を楽しんでください。

2015年7月24日金曜日

暦とともに#143 大暑

梅雨が開けたと思ったら一気に真夏の暑さ!
暑い、暑い!で気づいたら「大暑」がやってきました。
文字通りですね〜〜〜。

そんな暑い中、ずっと前からやってみたかった茶花の教室に行ってきました。
20何年ぶりに教わる花活け、西国立の鐘巻さんへ。
よく見る茶花のイメージとはちょっと違うような感じですが、
茶花の思想というのでしょうか、そんな花活けのワークショップです。
サイトで見つけて、自分にしっくりくる感じ?と、まずは体験です。

なげ入れは「 抛(な)げる」、斜めに入れる意と。
この字は「なげる」では見つかりませんが、「ほる」で見つかります。
私は放物線を描くように入れるイメージ、とよく説明してますが、
だいたい同じ感じかな?
自由でいい。
ひとり一人の心を映す「自分らしさ」を表現する。
気配を活ける。
器が大事。
花、枝、葉、それぞれの持つ力を見て、生け、任せる。
主役はひとつ。
うーん、自分の花に通ずるなあ・・・と
そんなお話しを聞きながら生けてきました。


種まきかごに岩つつじを主役に


漆ツボに生けました


かご生けは「井出さんらしく生けられてる」と言っていただけました。
漆ツボは・・・つつじか?野葡萄か?迷ったのが出てしまった・・・
あと器が生かされてない・・・、間がない・・・そんな感じです。
先生が同じ器に生けてくださったのは全く違う生け方でしたが、
なるほどと納得のものでした。

自分の花生けと大きく違うのは、一方向に活けるというところ。
上級になると少し違うこともやるそうですが、基本は一方向と。
奥行きは同じかな?とか。枝を折ったりするのは初めての経験。
と、他にも色々勉強になりました!!
和花も洋花もどっちも好きなので、自分らしい花に生かして行けるといいな。
また、時間ができたら行ってみよう。
暑い夏の時間に、目にも涼やかな花を生けた一日でした。







2015年7月9日木曜日

暦とともに#142 小暑

一昨日、七夕の日に小暑を迎えました。
そろそろ梅雨も終わりになり、集中豪雨などが増える時季。
暑さがだんだんと厳しくなっていく頃。などという節気です。

7月に入り長雨、長雨。降り止まない・・・くらい降っていますね。
さすがに恵の雨とも思えなくなる。
太陽が恋しいですが、暑くなるのか〜〜、と思うとまた憂鬱。
本当に自分勝手だわ!と思いながら夏を迎えるのです。

大好きな初夏の草花や枝ものを生けて楽しみましょう。
そうそう七夕はね、笹ね。
といっても子供も大きくなるとついつい忘れがち。
夜に慌てて「あー七夕だったね」なんてことになりました。
そんな七夕のひとこまを花と一句。
いい感じ!と楽しんでいましたが、今になって歳時記を開くと
七夕は秋の季語!?いったいどうすればいいんでしょう。
先生に聞かなくちゃ!!笑



七夕や零時の闇に探す星 綾



撮影で切った紫陽花の株を、花あわせの生徒さんに育てていただいています。
6、7輪花がついたとお持ち下さいました。
すごく可憐な花です。ベランダから切ったの野葡萄と生けました。



すりガラスのグラスに


大好きなテッセンの洋種ベルテッセン「花島」。
繊細な茎ですが、鉄線というくらい張りあります。動きを楽しむ花のひとつ。


ただ投げ入れただけでも様になります


この長雨が終われば梅雨明けでしょうか。
楽しい夏を過ごしましょう。

2015年6月22日月曜日

暦とともに#141 夏至

梅雨空のなか、今年も夏至を迎えました。
一年で昼が一番長いとされる夏至ですが、日本は北海道を除いて梅雨の真っ只中。
なかなか一番長いとは感じにくいのが残念ですね。

特別何をするわけでもないですが、夏至という言葉に特別感のある私。
春分、夏至、秋分、冬至がそれぞれの季節の真ん中に当たるのですが、
暑い夏を迎える前に夏の真ん中を迎え、明日からは秋へ向かって行くという、
なにか不思議なセンチメンタルな感触というのでしょうか、
そんなものと、それを教えてくれた星野道夫の本、
アラスカの地に思いを馳せ、空を見上げる1日になります。

雨の6月だから、しとやかな気持ちになるのかもしれませんね。
生ける花もそんな感じ?になってるような・・・。
大好きな花や緑が多い季節です。こんなの生けました。


乙女百合

梔子

紫陽花&ブルーベリー

擬宝珠、花と葉


我ながら、うっとり。
やっぱり、こんな花が好き!!



2015年6月8日月曜日

暦とともに#140 芒種

芒のある穀物や稲、麦など 穂のある植物の種を巻くころ。
蒔いた種に恵の雨が降り出すころに芒種をむかえます。
そろそろ関東地方も入梅でしょうか・・・・
梅雨の走りというのか、雨降る日が増えてきましたね。

気がつくとあちこちで紫陽花が色づいて咲いています。
まだまだ薄く浅い色ですが、雨露を浴び色濃く変化していくと艶っぽく
また違う美しさを味あわせてくれます。
紫陽花好きはたくさんいますが、かく言う私も紫陽花フェチ・笑。
撮影で必要で切っていけた株が残ると植え、
苗市場で可愛いのを見つけるとついつい手が伸び・・・・
狭い植え込み、鉢、そして家の前の緑道にまでも植えてます。
で、今回はマイ紫陽花コレクション!!
山、額、洋品種とちょっと変わったタイプです。


山あじさい

こちらも山ですが、額あじさい

おたふくあじさい

これも山で額ですね

これは八重?ですね

こちらは洋品種でボルドーになるはず!だけど・・・

山、獅子手毬


6月の花あわせレッスンで少し切って皆さんにプレゼントします。
そしてもちろん、普通の紫陽花も大好き!


白い玉のあじさいです


かすかに青みがある白い紫陽花の切り花を、レッスン用に市場で仕入れました。
水揚げのときにひと玉折れてしまったので、自分用にいけてみた。
これだけでもぐぐっと素敵!でノックアウト!!

紫陽花や色香溢るる雨の道  綾

さあ、紫陽花愛でて雨の季節を乗り切りましょう。




2015年5月27日水曜日

暦とともに#139 小満

満ち満ちて、小満。
万緑育ち、美しい季節。どんどん緑が濃くなってきましたね。
このところ気温は真夏のようですが、湿度がないので爽やかです。
キラキラと全てが輝いていて、5月って大好き!

そんな緑のきれいな時期は、大好きな植物が多い時期でもあります。
庭もなく、小さな植え込みスペースとベランダだけなのに・・・
この間整理して、もう増やすまい!と思ったのに・・・
あー、また買ってしまった。オワンハス、アーティチョーク。
でも、かわいいからやっぱり嬉しい。


「ポン!」と咲くのかな?

食べる気満々!
後ろにはイチジクもあるぞ!



あぶない季節、小満の頃。この辺でストップしなきゃね。
で、切り花も楽しい季節。
切り花は「 消えもの」なので、瞬間を楽しめます。
芍薬、八重のドクダミを生けました。



ほんとにきれい
香りも大好きな芍薬


好きなドクダミも八重ならなおさら
香りも結構好き


やっぱり植物はいいな〜〜、とつくづく思う5月です。