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暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2019年5月27日月曜日

暦とともに#226 小満

時は小満、万物満つる季節に、大阪の仕事に行ってきました。
1日早く入ったので、京都に足を伸ばしすことに決めていて、
2ヶ月前から「西芳寺:苔寺」を予約して、訪れて来ました。
ここ何年か帰省も冬が多く、苔を見るにはちょっと・・・という時期でしたので、
5月に大阪行きが決まった時点で、これは!!と決めて申し込んだのです。
一箇所ここと決まるとそこからエリアを絞って、行きたいところをチェックです。
今回は大河内山荘庭園も一緒に楽しんで来ました。


嵐山、京都の街中から少し離れています
景色は風光明媚な山並み



大河内山荘庭園の石組みが素敵でした

大河内山荘庭園は回遊式庭園です

苔寺は苔一面!
お天気良すぎてちょっと乾燥気味・・・汗

苔寺も池泉回遊式庭園


まさかの夏日が続いた5月の最後の週末になり、
それはそれは緑が輝いて、眩しいくらいの景色でした!
まさに小満の景。
でも、苔寺はちょっと残念。次は雨の露に濡れる庭を見たいです、笑。

そしてそんな緑眩しい5月は、ワークショップを二つ担当させて頂きました。
どちらも愛知の山採りの花を送って頂き楽しんでもらいましたよ。
恒例になってきてます「谷中松野屋」さんでの花生けWS。
今年は2回目の1日花屋も併設いたしました。






もう一つは、大阪のWSです。(で、京都に寄りました。)
花器工藝 汀さんでの「暮らしの花と竹の花籠」、
吉田佳道さんの籠の展示に合わせてワークショップをいたしました。





汀さんでは、先に生け方を見ていただくようにデモンストレーションもしました。
上の二つはその際に生けたものです。
やってみて、皆さん真剣にみてくださって、生けてくださったので、
少しこういう見てもらえる機会を増やしていこうかとも思いました。

もう来週は6月。
雨の季節がやって来ます。
ゴールデンウイークから始まって、輝く緑を堪能できた5月になりました。

2019年5月8日水曜日

暦とともに#225 立夏

立夏
字の通り、暦の上に夏が来ました。
立夏という言葉、文字が、とても好きです。
聞いても見ても、頭の中に綺麗な新緑がキラキラとしている
映像が浮かんで来て、爽やかな気分になります。
夏めく、夏きざす、と言うような言葉も浮かんで来て、
これから!と言う始まりを感じるのも、好きな理由かもしれません。

今年のゴールデンウイークは長く、
仕事も立て込んでなかったので、ほぼのんびりとした連休になりました。
人混みがめっきり苦手になって早何年。街よりも緑、みたいな生活ですので、
お休み中も出かける日はそんな感じの楽しみ方でした。
後半になかなかの近場、穴場的な感じの所に行ったので、ちょっとご紹介。


生田緑地のメタセコイヤの木立はお気に入りの場所です!

緑地内の岡本太郎美術館の母の塔と鯉のぼり
青空にいい景色でしたよ!

六本木の国際文化会館は
昭和のモダン建築と日本庭園が素敵なところです
レストランとティーラウンジがあるのでゆっくり過ごせますよ

1日くらいは街の中に
千駄ヶ谷から青山、神宮前と散策
ジョンルーリーの展示を見てきました

観音崎京急ホテルの絶景海を見ながらのスパへ
迎えの横須賀美術館の芝生広場もゆったり

最後は友人の栗原造園さんちへ
森の宿にきたみたいですよ
オープンガーデンもされていますので良かったら!

と言う感じで、たくさんの緑を浴びてきました!
どこも空いていて快適でしたよ。いやいや、こう言うのを穴場というのかな?!と。

そしてお休み開けて、花あわせレッスンの週です。
那須の池田さんから届いた素敵な花材と市場の花材をあわせたレッスンです。
こちらも緑いっぱい! 「夏めく」がテーマです。


緑ベースで5月、新緑の景色を生けていただきます

この間購入した胡桃の籠に生けました


私も新しい籠に生けてみました。
ワイルドな胡桃の籠に伸びやかに、力強く、そして爽やかに。
やっぱりこの時季は「立夏」の言葉と一緒で、花、草、木、どれも大好き!!
さあ、いい季節です。雨の季節までは輝く季節をたっぷりと楽しみましょう。