自分の写真
暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2013年9月24日火曜日

暦とともに#103 秋分

秋の真ん中「秋分」です。
が、実際はようやく秋の入り口といったところですね。
中秋の名月も今年はお天気がよく美しく、お彼岸の連休も好天に恵まれました。
昼間はちょっと汗ばむような時季ですが、朝夕にはぐっと秋の気配。
けだるかった体も心も少しづつ元気になるように思います。

ぼちぼちと秋から冬の仕事の準備も始まりました。
まずは10月に学芸大学のBaden BadenさんでのHIPOTA個展「Embroidery Plants」
会期中、多肉とサボテンのポットを販売のお手伝いをします。
そのポットを制作中にちょこっと余ったサボテンを自分用に寄せ植え。
ぐい飲みにホコホコと毛糸がついたようなサボテンを植えたら
なんともほっこりと愛らしい姿になりました!


ちいさなサボテンの庭


そうだ花も生けよう。
去年の撮影で花を切って生けた「西洋ニンジンボク」葉が紫の素敵な品種。
花を切って残った苗を知人が庭で育ててくれてます。
「花が咲きました!」と切って届けてくださいました。
とっても嬉しくて、ニンジンボクも幸せだな〜〜とシミジミ。
赤い実と投げ入れて。
部屋に秋の景色を届けてくれます。


大人色のニンジンボク


大好きな秋、仕事柄、忙しい季節になりますが、おおいに楽しみたいです。
Baden Badenにて並ぶ多肉、サボテンポットはまた後日Facebookで紹介します。
可愛いのが出来ました。お楽しみに!!



2013年9月7日土曜日

暦とともに#102 白露

「暦とともに」を初めて5巡目でしょうか。
節気が変わるごとにその時季の花を生けたりして綴ってきましたが、
大暑、立秋、処暑と3つの節気をお休みしました。
今年の夏はあまりに暑く、そして天災が降ってきてあまりにバタバタ。
花を生けるのにも、情けないかな余裕がありませんでした。

ようやく朝晩やツクツクボウシや虫の声に、秋の気配を感じられるようになり、
ほっと一息ですね。気がつけば「白露」を迎えました。
朝夕に空気が冷やされて結んだ露が草木を濡らす頃です。
あんなに暑かったのに、暦ってすごいな・・・と思います。

8月はお休みの「花あわせ」レッスンも今日から始まりました。
ゆきあいの9月には、夏の名残りと秋の走りの花を。
ぐぐっとやってくる季節の変化をまた花で楽しんで行きましょう!


今日の花あわせはこんなの


小さい秋がやってきた

仕入れた花を水あげする時に、脇の枝や折れている花を整理します。
そんな小さい花は、いつも小さい器にささっと入れて飾ります。
それだけでも季節感があふれるから、花ってやっぱりすごいなと感心。
生ける時にも出来る小さな花もぜひこんな風にして、あちこち飾ってみて!


追記
真鶴の海辺で見て、このあいだ「このツルは?」とアップしたツル、
一緒に行った女子が、たぶん・・・と教えてくれました。
調べたらまさに大好きなヘクソカズラの花と判明。