11月も終盤になり、暦の上に”雪”の字が!!
そういえば、朝晩が確かに冷え込んできましたね。
山の上には小雪がちらつく頃でしょうか。
気がつけば、週末には12月になってしまいます、汗。
季節の花を生けると、不思議というか、当たり前というか、
空気がその季節のものになるのを感じます。
冬が来る前に、秋の終わりの花をいくつか仕事で生けさせて頂きました。
ああ、冬が来るんだなぁ、と生けた後に思い、
少し空気が硬くなったように感じました。
この花は全て、国立の世界のかご カゴアミドリさんで、
吉田佳道さんの花籠展に花を生けさせて頂いたものです。
会期が13日間あり、最初に生けた後に2回、メンテナスと生け替えをしました。
同じ籠で、少し花が変わったり、整理したりしましたが、
日が進むと、その分冬へ近づいているように感じ、驚きました。
なかなかこういう経験はなかったのかも?
季節が移動して行く頃に、こんな機会を頂けた事を嬉しく思います。
「かしこまらずに」というのがテーマでもありました。
出来るだけ力を抜いて、花と器と呼応するように生けよう。
そんな事も、何か自分のこれからの花生けに繋がって行くと実感し、
たくさんの実りのある時間でした。
さあ、12月、冬の花を楽しみましょう。
2019年11月28日木曜日
2019年11月14日木曜日
暦ととも#233 立冬
立冬。暦の上には冬がやって来ました。
めぐる、めぐる、花草木と季節はめぐる。
立冬という言葉を聞くと、どんな景色が浮かんできますか?
私は、吐く息が白くて、空が抜けるように青くて、
木々には少しだけ残った葉がヒラヒラ、常緑樹がツヤツヤ・・・と色々。
寒いのは得意ではないのですが、寒い景色は大好きです。笑。
立春、立夏、立秋、立冬、どれも実は体感的にはまだまだで、
そうは言われても?!とも思うのですが、
それぞれに季節の景色がフワッと浮かんで来て、次来る季節の入り口のようですね。、
冬が立つ、そんな頃には毎年、年末までちょっと頭の中が慌ただしくなります。
年とともに処理能力が遅くなり、体力も低下しており、
下手に無理して大事なことを忘れたりしないように、ペースを整えながら・・・
そんな事に気をつけて、晩秋、クリスマス、正月、早春と行ったり来たり、
楽しく頑張ってます!
そんな中、秋から冬へ、と生けた花を少しご覧くださいね。
こんな花束いかがですか〜〜?!と 残った秋の野山の花を束ねました |
北鎌倉 蓮依さんにて 晩秋の花を |
こちらも蓮依さんにて 晩秋の花を |
こちらも蓮依さんで、上の2つの次の展示会にて 漆の器の展示には少し冬のシックな感じを意識して |
漆の掛花入れに 季節は進んで、少し冬枯れも感じるように |
ギフトのご依頼に 晩秋から冬の入り口を束ねて |
ギフトのご依頼に 北欧のウインターシーズンをイメージして |
めぐる、めぐる、花草木と季節はめぐる。
今年は紅葉を見に出かけられないかな〜〜〜?とか思いながら、
季節の花が私の側で、季節を楽しませてくれるという幸せに感謝!
木枯らしもそろそろ吹くそうです。
みなさん、ご自愛くださいね。
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