自分の写真
暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2018年11月9日金曜日

暦とともに#216 立冬

今朝の冬ー立冬のことです。私はこの言葉が好きです。
たとえば霜の降りた朝、ふっと「冬だ・・・」と感じる。
その瞬間を切り取ったような立冬の日のこと。
季節は日々動いて、区切りなんてものはなかなか気にもぜず生活していますが、
本当は一刻、一刻なんだなぁと思ったりします。
このところ少し暖かですが、7日に立冬を迎え、暦には冬が立ちました。
いよいよ年末まで頑張るぞ〜〜!という時期に突入です。
今週、来週は晩秋の花のレッスンですが、
後半からは針葉樹、針葉樹・・・とクリスマスのレッスン、
そしてお正月のしめ飾りとこちらも松で針葉樹。
ああ、冬だなぁと気持ちも引き締まる感じになってきましたよ。


フローリスト12月号にて
「4人のフローリストに教わるクリスマスリース・レッスン」
掲載いただきましたよ!

こちらは12月のイベント用にアレンジのサンプルを


いろんな針葉樹が手に入るようになって、ここ何年かはモミは使わず
大人っぽくシンプルに、グラデーションを楽しむようなものを作っています。
イメージは冬の森の中や冬の街路。
吐く息白く、雪もちらほら、そんな景色でしょうか。
イベントはまた改めてアナウンスさせていただきますね!

そして、インスタグラムでは花の写真をいつもアップしていますが、
テーマは「くらしの茶花」。
なのでちょっと暮らしの中にある感じもご紹介してみようかと。


窓辺はいつも花の定位置です

最近は食卓にもどどんと置いてみたり
これも家族との生活の変化からかな?

棚には小さい花を飾ります

ここは神棚、仏棚?お供えの花です


こんな風にあちこちに花があります。
少なくなる時もありますが、どこかには必ず。
植物があると、生活が呼吸する、そんな気がします。
一輪、一本、一葉、飾ってみてください、ぜひ皆さんも!!

2018年10月24日水曜日

暦とともに#215 霜降

朝晩が急に冷えるようになってきましたね。
暦どおりというのでしょうか?霜降を迎えました。
北の国から順々に霜が降り始める時季です。

結構ずっと暑くて、こんどは寒くなってきて・・・・
秋のいい季節が年々短くなっているように思う日々ですが、
このあいだの週末は見事な秋晴れ。で、出かけてきました!
秋から年末は繁忙期でもあり、秋の行楽に行けないことが多いのですが、
いろいろ身軽になったこともあるのか?!
ささ〜〜と友達と長野の佐久の方まで日帰りで楽しんできました。
前から行きたかった白駒池。そして近くの八千穂高原自然園です。


枯れ枝のところは紅葉が終わったところです

標高の高い白駒の森は苔の森

もののけの森と名前がついていました
確かに!!


白駒池は日本でもっとも標高の高いところにある池らしく、
前の夜には霜どころか雪が降ったそうで、
朝はまだうっすらと雪化粧した木もありました。
池の周りは木道の上を歩けるようになっています。
針葉樹の森は苔がきれいな森で、プチ屋久島?!
空気がカーンと澄んでいて、香りも良くて、吸い込んできました。笑。


八千穂高原自然園までの道の紅葉スポット
それはそれは見事!

雑木オールスターズ
青い空に映えまくり!!


八千穂高原までの道のりの紅葉は上にも下にもで、
後で分かったのは下にあった紅葉は自然園の紅葉だったということ。
いや〜〜〜、とにかく綺麗でした。
こんなダイナミックな紅葉は久しぶりに見たので、テンションが上がりまくり!!
6月以来の森林浴、大満喫の遠足でした。

そして、家では山の花を生けて。
インプットとアウトプット、心の深呼吸。
私にはなくてはならないことだな、と改めて思った日帰りの旅でした。


菊ってかわいい!

ご依頼いただいたギフトも山の花で生けてみました
季節の便りにもなったかな


まだまだ都会暮らしですが、
小さな自然、大きな自然、身近な自然、遠くの自然、
想像することで寄り添って花を生けていきましょう。


2018年10月9日火曜日

暦とともに#214 寒露

台風の季節もようやく終わりでしょうか。
今年はあちこちで甚大な被害がありました。
1日も早く穏やかな日常が戻ることを祈ってます。

寒露は秋の長雨も終わり秋本番になる頃、朝晩が冷え込んでくる時季、
冷たい露を結ぶ頃のことです。
あちこちに秋を見つけることができるようになりました。
私はと言えば、冬の仕事のいろいろが本格的になってくるころで、
家での制作作業も増え、コツコツと毎日を年末までの時期でもあり、
大きな行楽にはなかなか出れませんが、花を生けて秋を楽しんでいます。







上の二つは最近のニューフェイスの花器です。
兼子美由紀さんの陶器と吉田佳道さんの竹かご。どちらもとても素敵な器です。
新しい器がやってきたら練習というか、器の尺の感覚を知るために生けます。
お店などで見て「これは生けやすそう」と思っても、
実際に生けてみると「いやー、なかなか難しい」と思うものがほとんどです。
でもそういう器たちは、何回か生けて自分なりの感覚を掴んで、
器と仲良くなると、ぐーっと花を引き立てて、きれいな佇まいになって、
私の生活の一部のようにスーッと暮らしに馴染んでくれるようになります。
三枚目のは夏にやってきた三輪田釜の器です。
何回も生けてきたので、ずいぶん仲良しになりました!笑
花を生ける楽しみはそんなところにもありますね。
切っても切れない花と器、みなさんも楽しんでみてください。


おまけ。
最近観た映画です。
ヌーベルヴァーグの祖母と言われるアニエス・ヴェルダと
アーティストJRのアートロードムービー&ドキュメンタリーというのでしょうか。


あったかい、あったかい映画



日常の中に現れるアートが、少し芸術から遠いところで生きてる人達の中に
すーっと入って行く。そこに生まれる気持ちやそれぞれの誇りのようなもの
すべてをひっくるめて、アートっていいなぁと素直に感じられる作品でした。
そしてアートって特別なものじゃなくて、自分の中やそばにあるのですね。
花もしかり。自然もしかり。そんなことをまた思いました。




2018年9月24日月曜日

暦とともに#213 秋分

秋彼岸も過ぎるといよいよ秋本番です。
秋分は秋の真ん中で、昼と夜がほぼ同じ時間になる日です。
次の日から冬至まで日に日に夜が長くなります。
花市場に出かける時に、あらまだ暗い・・・と季節を実感しました。
そして今日は十五夜。ちょっと曇りのせいでしょうか?色っぽいお月様です。

繁忙期にも入ってきますが、秋は案外と早足だから、
時間があるとちょっとでも出かけたいなと思います。
そんなので9月に出かけたところをご紹介しますね。
まずは前から行きたかった杉本博司構想「江の浦測候所」へ。
真鶴半島の起伏のある地形に、歴史的な建造物も生かされ、
地理的な自然の素材を使い作られたランドスケープはただただ気持ちがいい!!
大好きな石使いが堪能できて、海への景色も素晴らしくて大満足でした。
太陽の動きを中心に考えられているところも感銘深かったです。
二至二分の時には朝日を見たりできるイベントもあるそうです。
いつか参加したいなぁ〜〜!!


メインギャラリーには杉本博司さんの海景シリーズ
その先には海の景色

海景がパノラマ状で気持ちいい!!

直島を思い出すような杉本博司さんっぽい?造景


そして、オペラシティーでの「イサム・ノグチ 彫刻から身体・庭へー」
初期のドローイングや彫刻から誰もが知るあかりシリーズ、
プレイマウンテンの模型などが展示されていました。
10年ちょっと前に訪れた、札幌のモエレ沼公園も大きなランドスケープ彫刻。
素晴らしい場所です。
模型を見ながら「また行きたい!!」強く思いました。
私はきっと江の浦もそうだけど、こういう場所が好きなんだな〜と
改めて共通項から知ることができました。笑。


あかりシリーズのあかりはなんとも柔らかです
和紙ってすごいな


最後はちょっとご紹介です。
住友不動産販売の会報誌「Fureai」の連載も3回目。秋号です。
スタイリングを担当しています。
コンセプトに基づいて、後ろの布や、帽子のスタンド、植物などを用意して
撮影の時はチームでより良い写真になるように作り上げていきます。
花を生けるのは当たり前だけど大好きですが、こんな仕事も大好きです。
現場が好きなんだろうな、とまた確認。笑。
こっくりとした秋色のページが出来上がりました。いかがでしょう?!


深い秋らしいページができました!!




2018年9月12日水曜日

暦とともに#212 処暑から白露 

暑さが収まる「処暑」の頃、今年はまだまだ残暑厳しくて
いつまで暑いんだろう?とヘトヘトだったのに・・・・
草花に朝露がつく頃の「白露」を迎えたら急に秋めいてびっくりです。

ゲリラ豪雨、台風に、地震に・・・と大きな災害が続き、
いったいどうなっているのか?と心配になる夏の終わりで、
ちょっと自分もまた雨にやられバタバタとしております。
そんな中ですが、9月に入ってそうそうに「花あわせレッスン」もまた始まり、
私もこんな時だからこそゆっくり花を生けたいと思いました。


那須の池田さんの花を少し、私も生けました

折れた小さな花も生けます


花を生ける時はやっぱり無心になれますね。
大切な時間です。

そして、今年も来年のカレンダーが出来上がりました。
「花のこよみ」2019
今回は判型を変えてA5横型、文字も少し見やすくしました。
¥1296税込と価格も少しやすくなりました。
ぜひ、来年のお供によろしくお願いします!と販売スタートしてます。
HPのコンタクトからメールなどでお申し込みください!!






そして、そして、9月26日(水)に銀座松屋の催事「手仕事直売所」にて
松野屋さんとコラボのワークショップをいたします。
ただいまお申し込み受付中です。
山の花を松野屋の器に投げ入れで楽しんでいただきます。
ぜひ、ぜひ、ご参加をお待ちしています!!


松野屋社長も一緒に花を生けますよ!


あちこちで災害が起こりました。
1日も早く皆様方に日常が戻りますようにお祈り申し上げます。

2018年8月10日金曜日

暦とともに#211 立秋

暑い日が続いていますが、立秋の日は台風の影響があって嘘のように涼しく、
関東は9月の下旬くらいの気温になりました。
あら、暦ってすごい!!なんて思っていましたが・・・・
まだ8月も初旬ですから、当たり前のように暑さが戻ってきました。

立春同様に立秋も、二十四節気のなかではやたらとずれた感がある節気です。
春は2月の最初で、これからが一番寒い時なのにと思い、
秋は8月の最初で、これからしばらくが一番暑くて夏らしい時なのにと思います。
が、どちらも次の季節が待ち遠しくなる頃でもあり、
寒さにも暑さにもほとほと嫌気がさしてきている頃でもあるので、
ああ春か。ああ秋が・・・なんて言葉を聞き、字を見てで少しほっとする、
期待の気持ちも持てて「もう少し、頑張ろう〜〜!」なんて思えてきて、
この時期にこの節気があるのに妙に納得するのです。

仕事も秋の準備が始まっています。
9月末には銀座松屋さんで松野屋さんの器を使ったワークショップを
やらせていただくのが決まりました。詳細は後日また。
イメージの写真が必要で、愛知から山採りのものを送ってもらって生けました。







3年前にご紹介いただき名古屋まで会いに伺って、始まった野山の花を生けること。
水野さんにはその時々で用途を伝えてお願いするのですが、
この暑いさなかでも、秋のイメージなるような花材が送られてきました。
いや〜〜〜、さすがというか、もう惚れ惚れです。
生けたとたんに、そこの空間に秋風が吹いているような景色になりました。
立秋の頃にぴったりな野山の花。
これからも生けて行きたい、自然と暮らしに寄り添って佇まいとなる花を。
生けながら、楽しくて、そんなことを思った立秋の日でした。

2018年7月24日火曜日

暦とともに#210 大暑

大暑!!の通りの暑さ、いやそれ以上の暑さです。
地球規模で高温なようで、どうなってしまうのだろう?
と思いながら、まだ7月末というのにもうヘトヘトです。

先週は熱中症になってしまいましたが、
回復した週末は、三島へ出かけてきました。
著書「花の教室」の編集を担当してくださった旧知の仕事仲間と
彼女の二人のお子さんに会いに行ったのですが、
ちょうどクレマチスの丘で「星野道夫」「藤田嗣治」の展示をやっていたので、
暑い中でしたがご家族と一緒に楽しんできました。


IZU PHOTO MUSEUM

ビュフェ美術館

駿河平自然公園



クレマチスの丘は駿河平自然公園と隣接していて、
自然と文化が共存する大きな自然園となっているような場所です。
星野道夫展は巡回展で、2度目の鑑賞になりますが、何度観てもオーケーです。
星野の写真、文章は何回観ても、読んでも、新しい気持ちを感じる事ができます。
藤田嗣治の方は、本の仕事にフューチャーされた展示で、
たくさんの本の装丁やらイラストを描いてたのを知る事ができました。
そしてどの作品もど直球で、ワクワクの内容でしたよ!
病み上がりでしたし、ちょっと疲れましたが、
観たかった展示を二つ観れて、会いたかった人たちにも会えて、
自然公園で緑も楽しめたし良い週末でした。



摘んできたように

緑のみが残るのですが、これも良し


家でも暑さに負けずにちょこちょこ花を生けています。
残った緑や、植え込みの花を剪定しつつ・・・暮らしの花は暮らしの一部。
酷暑、長い夏になりそうですが、植物と一緒に元気に頑張ります!!






2018年7月13日金曜日

暦とともに#209 小暑

7月に入り小暑を迎えましたが・・・・
早々に梅雨明けし、梅雨の戻りとか言いながらも真夏日が続く東京です。
小暑って??!!
こんなんじゃ大暑はどうなるの?と、すでにバテ気味の方が多いのでは?
私もそんな一人です。
そして仕事の方は冬に向かい、冬のリース制作をスタートしています。
あまりの暑さになかなかギアが上がらないなか、
まあここはぼちぼちと気になる展覧会に出かけてきました。

ひとつはエルメスのシネマの世界へ「彼女と。」です。
完全予約制の展示は”アクトレス”と”エキストラ”のどちらかを選びます。
アクトレスは1回に1人で、すぐに埋まっていましたが、
さすがにアクトレスの勇気もないし、エキストラで。
でも、いったいどんなだろう??と謎のまま展示会場に向かいましたよ。


シアターのような入り口!おされ〜〜

ムービーのセットができています。素敵!

憧れの真っ赤なMGは「彼女」の車。かっこええ!


作家が彼女を探して、たどり着くのは・・・・現実なのか?夢なのか?
みたいな話のセットがあり、その撮影風景に入り込めるような展示でした。
話は??としても(笑)、エルメスの夢の世界に入り込んで、
暑さの現実逃避にぴったりな時間でした。
しかし、無料!のエルメスの太っ腹に感服です!


そして、次は虎ノ門。
菊池寛次記念 智美術館へ「線の造形、線の空間」、竹の展示を堪能してきました。
”飯塚琅玕斎と田辺竹雲斎でめぐる竹工芸”
お茶の歴史とともに大切なものであったのだろう花籠の数々。
竹工芸としての歴史の中で生まれる
それはそれは見事なもので、人の手で作られる芸術に見入ってしまいました。


エントランスには篠田桃紅さんの作品も

階段ホールに竹のインスタレーション、壮大!


そして、家では夏らしく竹のカゴに花を生けました。
こちらは暮らしのカゴです。


緑道に植えている紫陽花を早めに強剪定したので
最後の残っている花をこのあと生けます

大分の竹作家、清水貴之さんの手提げかごです

竹のものはカゴ以外にも生活の中に結構あります。
ざる、箸、鬼おろし、箒、せいろや巻きすもかな?
青竹踏みももってます!笑
日本の誇れる竹工芸は、日本の暮らしに欠かせない生活道具でもありますね。
アートと暮らしと、同じ線の上にあるのかな。
ハレとケと、同じように。
そんなことを勝手に思って暮らしています。




2018年6月24日日曜日

暦とともに#208 夏至

6月21日に夏至を迎えました。
日毎長くなっていく夕方にそろそろ夏至だもんなぁと思いながら・・・
その前を過ごして、いざ夏至の日は・・・
室内にいたので、19:30頃の帰り道「あら結構明るい」
「そうだ今日は夏至だった」と気がつきました。
そのあと見たSNSにはすごく美しい夕方の空がたくさんUPされていて、
見れなかったな〜〜と、ちょっぴり残念な気持ちに。
しばらくはまだまだ日長を感じる時季ですが、次の日から日が短くなって
夏の折り返しということになります。
梅雨も真っ只中で、そのあとに夏が来るというのが実感のところで
私にとってちょっと不思議なセンチメンタルがやってくる節気です。

その夏至の頃、野山の花の会:水無月を開きました。
瑞々しく、潤いたっぷり、そして爽やかに、私もいくつか生けました。







最後のは、6月の最初の花あわせレッスンの時の花がいくつか残っていて
切り戻し、水を変え、小さくなっても楽しんでいます。
すべての花が同じように保つわけではありませんから、愛おしんで、
整理しながら、少しでも長く楽しんでもらいたいなと思っています。
参考にしてみてくださいね!

6月18日の関西地方に大きな地震がありました。
私の生まれ故郷である地方は、山と海が近くておおらかな景色の場所です。
おてんばで、毎日外で遊んで過ごしていたように思います。
自分の生ける花の素は、そこで育った日々の心象風景にもあるように思います。
被災された皆様方に一日も早く平穏な日が戻りますことを祈っています。





2018年6月7日木曜日

暦とともに#207 芒種

関東地方も入梅を迎えました。
芒種は穀物の種まき、麦の刈入れ、稲の植え付けに適した時期と。
そんな頃に梅雨を迎えるのですから、まさに恵の雨なんだな、と思います。

入梅前の6月の最初の週末に奈良を旅してきました。
奈良といえば、あおによし。
あおによしは奈良の枕詞ということで、とにかくセットで浮かんできますが、
勝手に新緑の景色を思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか・笑。
2日間とも天候に恵まれ、修学旅行のような旅を楽しんできましたよ。

初日は奈良公園とその周辺をレンタサイクルで回りました。
興福寺、春日大社、森のような道を抜けて新薬師寺、東大寺南大門をくぐり、
大仏殿と大湯屋、二月堂、三月堂、ならまちに出て食事。













二日目はレンタカーで少し離れたところに。
慈光院、春日山原始林ドライブ、円成寺、最後に和菓子で休憩。







私は兵庫の出身で奈良に近いところで育ちましたが、案外行ってないのですね。
それで今回は奈良だけに絞った旅で、寺社仏閣と自然の景色が渾然となった
古都を満喫することにしました。
お宿は憧れの奈良ホテルに泊まり、なんとも大人の修学旅行、パーフェクト!!
いったいいくつの国宝や重要文化財を観たのか。
世界遺産の中をドライブできて、大好きな青葉の景色を楽しめたことも良かった。
改めて観た景色は、大きくてカメラフレームに収まらなくて、
口をあんぐり上を見上げること多く、なんだかスカーッとした気分です。
ほんの少し足を伸ばす新薬師寺、慈光院、円成寺は景観どれも素晴らしく、
国宝もあるのですが、人が少なくて静かで、とても良かったです。
紅葉も美しいでしょうが、私はやっぱり新緑派かも?!なんて思った旅でした。





生けたのは雨の季節の花木、美女柳と生徒さんからいただいた岡虎の尾。
たくさんの新緑を存分に楽しんだので、次は雨の季節を楽しみたいと思います。
しばらくは鬱陶しい毎日ですが、みなさん健やかにお過ごしください。