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暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2011年10月25日火曜日

暦とともに#60 霜降

晩秋の頃、朝夕の気温もグッと下がって来る頃です。
二十四節気では「霜降」を向かえました。暦とともに、も、60回目!
霜降は字のごとくで、霜が降りる頃ですから、冬の到来も感じる頃でもあります。
でも、このところは汗ばむくらいの気温が続いていますね。
冬支度にはまだまだでしょうか・・・。

この時期のポカポカ陽気の日を「小春日和」や「インディアンサマー」と言います。
花や木々は、ほんのりと色を染めだし、実をつけたりと、景色が変わっていくのが楽しい時期です。「散歩日和」でもありますね。
そして、外の景色を楽しんだら、家にも秋を運び込みたくなります。
素朴な色の家の中、あちこちに花や実を飾ると秋色が艶やかできれい。


カラスウリと野バラの実を北欧のお皿とカップに


大好きな実ものは転がしているだけでも可愛くて、家のあちこちにコロコロと。


このあいだのアケビをサンキライとリースに

縮んでしまった実も捨てれないからまるめてみよう。素敵なリースになりました。


白い秋明菊は野の景色に


花はやっぱり野の花が素敵! 新井さんの器にぴったりです。

あと2,3日するとうんと冷え込むとのことです。風邪には注意しましょう。


2011年10月14日金曜日

公園散歩#6 代々木公園

いつもの公園散歩とちがう目的で、体育の日の休日に代々木公園へ。
昨日からの雨も止み、けやき広場は家族連れでにぎわっています。
向かうはイベント広場で開催されている「九州」のイベント。
9月に訪れた別府の竹作家、清水さんが体験コーナーにいらっしゃると言うことで、
のぞきに行って来ました。
せっかくだから、体験!と花かご編みに挑戦して、楽しい時間を過ごしました。

最初のスタートは清水さんに作って頂きます。
四つ目編みという編み方だそう。 
出来た!出来た!可愛い花かご。



帰ったら花を生けよう。
秋の野にあるような、そんな花。



秋明菊と千日紅に、はじけてきたツルウメモドキ。

部屋の中に”小さい秋”が。



2011年10月10日月曜日

暦とともに#59 寒露

爽やかな秋らしい日が続いています。
露が冷たく感じられる頃という”寒露”ですが、まだそこまでではないですね。
いよいよ秋本番!というのが実際の感覚でしょうか。
秋と言えば、実りの季節、山装う季節です。実もの好きな私には心躍る季節です。
市場に仕入れに行くと、実の付いた枝ものや蔓ものがたくさん出てきて、ウキウキ。
紅葉のものも少しずつ出てきますが、
「ちょっぴり色づいた」のがこの時季の気分です。
秋の始まりの色を生けてみましょう。
うっかりしていると、秋は早足で行っちゃうから。


あけびの枝をひとつ。可愛い。


つるうめもどき。また可愛い。


あけびの実はなんともいえない紫をおびています。枝がくねっと強いから、
色々考えないで、そのまま、そのまま。
つうるめもどきは、最初は緑のまん丸でしたが、気がつくとはじけて橙色の実に。
ぽろりと落ちた実も可愛くて、一緒に飾りましょう。
秋の山の花、秋明菊と藤袴をそえて楚々と、野山の景色を思い浮かべます。


2011年10月9日日曜日

緑道散歩#29 椿の実


金木犀の香る道を久しぶりに愛犬2匹と散歩してきました。
最近は家族が散歩をすることが多いので、ちょっと散歩もお休みぎみで、
いつのまにか小さな星形の花を咲かせた金木犀に、秋を感じて嬉しくなりました。
そんな散歩道を、少し歩くと大きめの椿の木があります。
毎年、その木には立派な花が咲き、そうすると立派な実がなるのです。
ありました、ありました!今年も実がなっています。
下に落ちているのも数個。拾って帰って洗いましょう。


   ほら、可愛いよ。お花のかたち。


   伏せ!と言ってもおやつじゃないよ。


      きれいに洗って汚れをおとしてから干します。


お皿に入れると食べれそう・・・。今年のリースにつけてみようかな?と考えています。

2011年10月6日木曜日

遠足#9 上高地ハイク



曇りのち雨。10月の5日水曜日、ピンポイントで雨・・・。このところは雨女?!
久しぶりに遠足にいってきました。今回は上高地にバス遠足。
紅葉にはまだ早かったし、お天気も・・・でしたが、秋の気配いっぱいで、
これも良し。
雨の降り出しはお昼のおにぎりを食べ終わった後で、なにより人気もまばらな森、
ゆっくりと自然散策が出来て満足でした。


苔むす森は神秘的です。



可愛い赤い実をみつけました。


前半は大正池からの木道の自然散策路。
小さな実のりや、花や、木々、苔と、澄んだ空気と緑の匂いを満喫しながらの
森ハイクでは、時々薄日も感じて、ハイテンション!
ひとやすみと、河童橋の手前のテーブルでお昼を食べていたらポツリと雨が。
お昼をすませ、急いで出発です。



雨に濡れた景色も美しく。




          池までたどりつけるかな?


早めに切り上げ後半のコースへ。
明神池を目指しましたが、あと1km位手前で帰りのバスの時間も気になるところ、
Uターンすることにします。
本降りになった雨もありますし、暖かいお茶とケーキで一息ついてからバスへ。
「また、次だね。」と帰路へと向かいました。
出かけた時はいつも、また来よう!と次への思いを持って帰るような気がします。