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暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2018年4月9日月曜日

暦とともに#203 清明

万物に清新の気がみなぎる頃、清明を迎えました。
桜が早々と咲き、もう葉がどんどん茂って来ています。
今年は3月の後半が暖かく、というか暑くなり、また4月は寒い日もありで
乱気流の中にいるような春ですね。
でも光や空気感はきらきらしていて、花粉症のない私は結構活動的になる季節。
そんな晩春の頃のいろいろをご紹介します。


ずっと憧れてた胡桃のカゴ、友人から譲り受けました。
早速桜を生けてみました。お似合いで満足!

打ち合わせ兼ねて大阪に行ったので、何十年ぶりに万博公園へ。
太陽の塔のすごさに改めて仰天!

万博公園の奥にある大阪民芸館と国立民族博物館に。
プリミティブなものは本当に素晴らしく、あらゆるものは脈々と繋がっていると実感。


古い建物をリノベしたおしゃれなギャラリーショップ(と、勝手に呼んでいる)。
こういうお店が都市部の外っ側に増えているのは
東京だけでなく地方都市も同じくですね。

桜も終わり新緑の芽吹きのころ、結城の小さなフェスに行きました。
気持ちいい屋外で二つほどライブを聴いて満喫!


そして、宣伝をひとつ。
今年も母の日の贈りものをご用意させていただきます。
ここ最近は、すっかり自分スタイルのアレンジに切り替えて
季節の旬の草花や枝ものをお届けさせていただいています。
今年もそんなですが、どうぞよろしくお願いします!!


チラシはこんな感んじですが、花はイメージになります。

木々が芽吹き始め、色とりどりの新芽がとにかく美しく、
息吹みなぎっています。
まさに清明ですね。




2018年3月22日木曜日

暦とともに#202 春分

3月は寒暖差が激しく、ずいぶん早くに桜の開花宣言がされて・・・
迎えた春分は真冬の寒さでまさかの雪でした。
うちの窓の外は桜並木で、2分ほど咲いた枝に雪が舞い降りる様子は
これはこれで綺麗だなぁと思い、珍しい景色に見入ってしまいました。
並木沿いに暮らして延べ27年、2回ほどこんな年があったなと思い出しつつ。

さて、先週末は花仲間「うらら会」のメンバー7人で
2回目の花展「春うらら」を開催しました。
サブタイトルの「春の歓びを活ける」を思い思いの花で表現しましたよ。
私のテーマは「花は謳ふ」で、今回も春の季語を選んで4点生けました。
そして撤収後に整理して、また家で生けなおした花を一挙ご紹介、笑。
見比べて楽しんで頂ければと思います。


こちらが季語とテーマの説明文です
(大きくして読んでみてください!)

風光る

ヒメコブシが咲いたのでちょっとノスタルジックに生けてみました

長閑

諸葛菜がぐんぐん伸びてきてかわいい

青き踏む

黒百合を石と並べて飾ってみた

木の芽時

こちらもヒメコブシが咲いてきて景色が変わった



気負わずに、自然をリスペクトして、
そしてしっかりとイメージをして、生けれたように思います。
この時期の生まれ出る景色を、春を謳歌する気持ちを、
三渓園の自然の力も借りて表現できたかな。
足をお運びいただきましたみなさん、ありがとうございました。
これからも花を生けて行きますのでどうぞよろしく!!



2018年3月10日土曜日

暦とともに#201 啓蟄

虫たちがもぞもぞと這い出てくるころ、啓蟄。
このあいだの暖かいお天気の日に、ラインキルトのスローを干したら・・・
なんと翌朝起きて気付いたのですが、尺取り虫のようなものが!!
一晩ご一緒してしまったようです・・・汗。
まさに啓蟄!!と体感(?)、慌てながらも関心しちゃいました。

そしてやってくる春に向けて、もぞもぞと私なりに行動と思考をしています。
仕事に関しては、いくつかお話いただいているワークショップの
内容を考えたり、HPのリニューアルを進めたり、
新しいアプローチはないかと思い巡らせたりと。
HPについては、年齢と共に少し似合う服や髪型が変わって行くように、
今までのものが「何かちょっと居心地が悪くなってきたな」という感じで、
紹介の形が、私の中で少し落ち着かなくなって来てましたので、
より今の自分の花の表現に合うようにとリニューアルしました。
ご覧くださいね!Http://www.soleil-net.com/



リニューアルしたHPのトップです
シンプルに大人っぽく落ち着いたページになりました!


そのほかには、気になる展覧会に出かけたり、本を読んだり、
旅の夢計画をしたりして、フットワークも軽めです。
先日はオペラシティーで開催中の「谷川俊太郎展」へ。
谷川さんの詩や文章には、ゆっくりと心に届くものがたくさんありました。






いろいろなことを見たり知ったり、考えたり調べたりすることは、
明日への糧になりますね。


ワークショップのサンプルを作るのにも、教室用の花を選ぶのにも、
この季節に出会うと生けたくなる花のひとつ「貝母百合」がやっぱり入りました。
何十年、変わらずに好きなものって結構あるもんだなぁとしみじみ。


うつむいて咲く貝母に胸きゅん!!


大好きな花とまた出会う、めぐる季節を実感できる3月、
うごめく季節に私もぼちぼちですが動いております。



2018年2月25日日曜日

暦とともに#200 雨水

祝!200回!と、ひとり喜ぶ雨水です。
200ってことは8年と少し、自分で決めてスタートして続けてきました。
植物のこと、花のこと、自然のことや、旅のこと・・・
大したことは書けないけれど、観たもの、感じたことを書いてきて、
お付き合いいただいている方々に感謝です。ありがとうございます!
これからも細々と綴って行きたいと思いますのでよろしくお願いします。

雨水は雪が雨に変わり、草木が芽吹き始める時期のこと。
お天気の良い日には少し春の光も感じられるようになりましたし、
寒さが解けてくる時期なんだなぁと思いつつ、
なかなか緩まぬ寒さには飽き飽きしてくる頃でもあります。
先日は久々に行った俳句の兼題も雨水でしたが、
あまりの久しぶりで、そもそもわかっていないところに、
基本さえもなんだかわからなくなって、意味を説明するような句になって、
とほほな振り出し状態でありました。
そう、私にとって毎年2月は振り出しというか、スタートのような時期です。
少し時間ができるので、気になっているところや展覧会やらに出かけたり、
人とあったりしながら、自分のことを仕事も含めて考えてみたり。
次々とやることがあるのもいいけれど、ゆっくりな時間も大事ですね。
それも長いと焦ってくるのですがね、笑!!

前置きが長くなりました。
最近観た展覧会、お届けしたリース、今部屋に生けている花をご紹介。


世田谷文学館へミロコマチコさんの展覧会へ
”いきものたちの音がきこえる”

本当に音が聞こえてくるような躍動感溢れる作品でした!

ご注文いただいたリースはユーカリとミモザで
いつものことながら、ミモザはこんくらいが好き!!

スワッグもふたつ、一緒にお届けしました
ちいさな春をお届けできたと思います

残った花はちいさいグラスに
小さくてもちゃんと丁寧に生けること
そうしたら生き生き、音がきこえるよ!

春の枝もの大好き!
久しぶりにレンギョウを生けました
黄色の花は春らしくっていいですね



オリンピックも感動いっぱいで、思いの外楽しく観ました。
カーリングの最終戦を涙しながら観て、コツコツと繋いでいくこと、
「好き」を見失わないように大切に抱えていこうと、
振り出しの2月、芽吹き始める雨水の頃に、まとめのように思ったのでした。

そして、お知らせをひとつ。
「秋うらら」から一年半、グループ花展をいたします。
場所は同じく、横浜三渓園内待春軒。3/17(土)18(日)の二日間です。
ぜひ早春の三渓園にお散歩がてらお越しください!!










2018年2月10日土曜日

暦とともに#199 立春

この冬は本当に寒い冬になりましたが、
東京でも氷点下が続くなか暦には立春、春が来ました。
もう寒さにも飽き飽きしてる頃に立春が来て、
なんだか励まされているような気持ちさえありますね。
ここ数日はお天気も良く、空は青く澄んでいて、
部屋の中に差し込む光は確かに春の気配をたくさん含んでいるような
柔らかさを感じることができます。
春はもうそこまで来ているんだな、よし頑張ろう!と
そんな風に思えるのが立春の頃なんだなと、今年はつくづく思います。



白蓮、馬酔木、柳、姫水木
早春らしく大好きな枝物を集めて生けました

ふきのとうみつけた〜〜♪
食べると美味しいけれど、私は生ける・笑



窓の外の桜はまだ硬いけれど、家の中にひと足先に春を告げる景色ができました。
そして立春の日にずーっと憧れていた沢田英男さんの彫刻が、我が家に仲間入り。
ふと見ると目線が合う感覚に心がスーッとしてきます。
少し傾いだ顔の先に大窓の外の桜を見ているような感じもします。
目というものは彫られていませんが、視線や目線を感じて穏やかになる、
とても不思議で素敵な木の人です。
リビングの棚から私を見守ってくれる青い人が、新しい春の日にやってきました。




手に持つものはなんでしょう?
青く少し抽象的な姿に惹かれました



季節は巡っていると実感する、そんな節気が立春ですね。
一歩、一歩、参りましょう。




2018年1月27日土曜日

暦とともに#198 大寒

大寒に入り寒い日が続いています。
最大の寒気とかが日本列島の上空を覆っているようで、
東京も月曜に大雪が降りましたが、北国はもっと大変な気象状況が続いています。
自然というものには抗えないことをひしひしと感じる大寒になりました。

1月は休みが明けたら急にバタバタになり、
お正月が遠い昔のように思えるような長いような短いような月でしたが、
少し落ち着いたので、行きたかった展覧会に行ってきました。
国立近代美術館で開催中の「熊谷守一 生きるよろこび」。
後年の動植物の絵はおなじみで、私もそんな絵が好きで足を運んできたのですが、
熊谷作品の初期から晩年までの200点を超える多くの作品を観て、
自分の知ってる好きな作品がなぜ人を魅了するのかということを
あらためて自分なりに考えることができる、素晴らしい展覧会でした。


谷口吉郎設計の近代美術館、素敵です

数多い裸婦画の中で一番好きだった1950年の作品

後期のデフォルメ(というのでしょうか?)された自然を描いたもの

明るい色彩とはっきりしたかたちを特徴とする晩年の作品は
誰しもがどこかで見たことがあるのでは?


1950年頃から晩年の作品には「私の好きな熊谷守一の絵」が続きます。
そこに至る70年以上に及ぶ制作過程を知ることで、
苦もなく描かれたような簡素で暖かなものは、緻密でそしてたゆまぬ鍛錬が
あってこそ行き着く場所なんだということをあらためて感じました。
私はシンプルでわかりやすいものが何事も好きなのですが、
そこに行くために必要なものってあるんだなと。
なんだか人生のようだなと、そんなことをしみじみ思った展覧会でもありました。



雪景色に溶け込むように白い花が綺麗でした

常緑樹の中に少しの春を生けて
春を待つ景色を楽しんでいます



そして合間合間に生けた花。
たくさん、これでもかと生けた修行時代があって、今の自分の花があるのかな?
まだまだ試行錯誤もつづくのでしょうが、行けるところまで行こう。
そんなことを思ってます。
春までもう一山、二山?みなさんどうぞご自愛くださいね!


2018年1月6日土曜日

暦とともに#197 小寒

寒中お見舞い申し上げます。
新年のご挨拶もそこそこのうち、気がつけば小寒を迎え寒中になっておりました。
「暦とともに」も#197で、24(二十四節気)で割って見たら8.2ほど。
節気を跨いだ時もありますが、かれこれ丸8年とちょっと続けて来れました。
長きに渡りお付き合いいただきましてありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

年末まではバタバタでしたが、結構年初めはゆっくりしました。
そんなお正月のことをちょこっと。


鏡餅は大切なお正月のお飾り、お米やさんにお願いしています
花のこよみも2018年版になりました!

元旦の日、氏神さま「氷川神社」へ息子二人と今年もお参りしてきました

恒例の友人との鎌倉詣で
今年も昨年と同様で「大塔宮」鎌倉宮へ
河津桜が満開で鳥居と青空に映えていました!

木彫りの犬は戌年干支のお守り
大塔宮でいただきました

松と菊と南天とひかげのカズラ
紅と緑と

暮れに作った餅花とナンキンハゼとツクバネと松
こちらは白と緑で、夜は雪が舞っているよう
花生けは紅白です・笑


年末に掃除を終えてしめ飾り、鏡餅、花生けと私なりにマストなお正月の室礼を。
これを済ませると、新年をゆっくり迎えることができます。
そしてのんびり三が日を過ごすことができました。
やたらのんびりして、ぼんやりと「さてさて今年は・・・・・」と
考えてみたけれど、なんだかエイっ!て感じが湧いてこない。
これは何だろう?これではまずい・・・と思ったりしますが、
これも年をとったからなのか?
「ま、いいか」と思える自分がいるのを早々にみつけました。
兎にも角にも、いろいろあるけど、毎日楽しんで、大切なことを大切にして。
コツコツ続けていくことを目標に、頑張ろう!
そんな2018年のスタートです。