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暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2020年11月27日金曜日

暦とともに#254 小雪

北国から雪の便りが来る頃ですが、まださほどの寒さではない頃。
東京では、紅葉が散り始めて、いちょうや柑橘類は黄色く色づいてくる時季です。
まさにそんな秋の終わりから初冬に向かう季節に、
今年最後の「野山の花の会」を開催しました。
毎年4月から11月まで(8月はお休みです)の野山の花の会は、
愛知の水野さんから送っていただく「山採り」の植物をメインに、
水野さんの育てられた山野草なども一緒に生けていただく会です。
自分の好きな出来るだけ自然な花を生けたい!
皆さんにも楽しんでもらいたい!とスタートしてから丸5年がすぎました。
共感してくださる方々が、本当に楽しんでくださってて嬉しい限りです。
今年は春からコロナのこともあり、オンライン「花の会」をスタートしたので、
私も必ず生ける機会を頂いたのも楽しかったです。
最後の11月の会で生けたのをご紹介です。





実生の山菊が本当に可憐です。こういう菊を生けさせていただくようになって、
ますます菊が大好きになりました。
凛と可愛く、自由な姿に、こんな風に生きたいと秋生まれの私は思うのです。笑。
実りの枝もの、蔓ものなど、生けるとまさに秋から初冬に景色になりました。
今年は季節の実感が少ない年になってしまいましたが、
植物が巡る季節を届けて、教えてくれて、私の暮らしを助けてくれました。
皆さんにもそんな気持ちを花と一緒にお届けできたのではないかと思っています!

そして、ちょっとできた隙間時間に、遠出は出来ないので近場で紅葉狩りを。
あきる野の方に出かけたついでに秋川渓谷に寄って来ました。
こじんまりした所ですが、ちょっと楽しむのにはちょうど良い場所で、
平日で空いていたのもあり、色付く景色を十分楽しめました。




自然も欠乏症になりますが、文化も同じくです。
「アイヌの美しき手仕事」という展示を観に、日本民藝館に行って来ました。
併設展のどれも素晴らしくて、見応え十分の展覧会でした。





そして、大好きなACCHI COCCHI BACCHIの展示が自由が丘であって、
またもや虜になり、一目惚れのバッチを連れて帰って来ました。
こちらもちょっとアイヌっぽい?
民藝館に行く時にコートに付けて行ったら、民藝館の方に声をかけられました!!
プリミティブなものが大好きです。




そして、そして、目黒の大酉神社へ酉の市に行って来ました。
今年は三の酉まであるので、少し余裕もって行けました。
今年のお礼と、来年も頑張ります!と手を合わせて来ました。
自営業の私には欠かせない年中行事(?)です。
これで心落ち着けて、毎日頑張って過ごせるはず!!




コロナの感染が拡大して来ました。まだまだ出口は先なのでしょうか?
色々な対応が難しくなって来そうですが、
やれる事をちゃんとやる、その気持ちを大事にしたいです。
どうぞ皆さん、心身ともに、そう、ともに、健やかに参りましょうね。
絶対に明日は来るからね。

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