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暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2016年5月12日木曜日

暦とともに#160 立夏

立夏。暦の上に夏がきました。
天気がいいと一気に初夏の気分になりますね。
早朝の市場にいく時間も、もうすっかり明るくなり、
夕方もいつの間にかゆっくりと長く感じ、
日の長さにも夏の到来を感じることができます。
とはいえ、梅雨が来て、明けてからが本当の夏なんでしょうけれど。
そんな、
夏兆すゴールデンウイーク、今年は近場にちょこちょこと出かけてきました。
まずは三島のクレマチスの丘へ句友と。おめあては「ロベール・クートラス展」。
昨年、渋谷の松濤美術館で観たのですが、今回は未公開の作品もあり
多彩な見応えのある展示ということで行ってきました。
展示はもちろんでしたが・・・・
行っていきなり、隣接の?駿河平自然園に吸い込まれ(笑)
吊り橋、小川、 芋虫、とかげ、クレソンなどにテンション上がり、
何しに来たのかすっかり忘れそうでした。
でも、大好きな自然散策ができて大満足!!


いきなりの吊り橋!

かわいい野草たち

こちらは美術館入り口付近の藤棚
白のパーゴラにお似合いです

キギ展もやっていました
蝶々はあんまり得意でないけどこの蝶は素敵でした!


クートラスの他に、キギ展、本橋成一さんの写真展を観ました。
本橋さんの展示は私の情報に入ってなかったのですが、
いやいや、本当に素晴らしくて感動!!
ドキュメンタリー映画も撮られているので、ぜひ観たいと思ってます。

そして、5日のまさに立夏の日は、小澤典代さんのカゴ展を観に吉祥寺へ。
秋に花を生ける展示を予定しているので、ちょいちょい器を見ています。
小澤さんにもそんなことを相談しながら、
佐渡で作られている「しちなりかご」を購入しました。
「しちなり」は、なんにでも使えるという意味だそうで、
そんな気取りのないカゴは、私の花への気持ちになんだかぴったり。


早速初夏の花を生けました


5月の花あわせレッスンからまた、
那須の池田さんのお花が届くようになったので、私も早速しちなりかごに
池田さんからの繊細な草花と芍薬などをあわせて生けました。


こんな草花がやってきた!


小さくても愛おしい


水揚げの時に折れた花、剪定の時に切り分けた小さい花も愛おしく、
小さなぐい呑みに入れて飾っています。
夏初めの花はなんとも清々しい。



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