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暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2019年10月24日木曜日

暦とともに#232 寒露から霜降

秋が一段と深まり、朝霜が見られる頃、霜降を迎えました。
10月なのに台風が続いてやって来て、あちこちで大きな被害が出ました。
海の水温が高いと発生する台風。
秋台風とは言いますが、こんな秋本番な時期に立て続けにやって来ると、
自然環境の変化がやはり作用しているように思います。
環境への負荷を減らす暮らしをしないと、と改めて。

10月は3回目のグループ花展を開催しました。
うらら会結成から
3年前の10月が1回目「秋うらら」
1年半前の春3月が「春うらら」
そしてまた秋、「ふたたびの秋うらら」です。
私の花生けテーマは「ひかりへ」。

差し込む光、光へ向かうように。
秋の草花や実ものを生けました。

小さな柿をあしらって。
陽だまりをイメージ。

お客さんのテーブルにも小さな秋を添えて。
キラキラと輝く光。


色々なことを考えてみたら、私は光を感じることが好きだと思った。
それは眩い明るい光だけではなくて、暖かな陽だまりや、隙間から覗く光や、
先に感じる光だったり色々です。何か少しでも光を感じられたら。
それは希望というものかもしれません。
そんな光を見つけて、歩んで行きたい。
そんな花を生けようと思ったのでした。

普通の日常が普通に送れることがどれだけ素晴らしいことか。
力まずに、暮らしの花を生けよう。そんなことも大切に生けました。
私の花から、ささやかでも、光を感じていただけると嬉しいです。

うらら会みんなの花も素晴らしく、
長い年月を花と過ごして来たみんなの実力を、回を重ねるたびに感じて、
感慨もひとしおでした。素晴らしい仲間に恵まれたことに感謝です。
実りの多い会となりました。
また次回、次の季節に、集い、生けて、
皆さんにお目にかかれるのを楽しみに、精進していきます!!





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