冬至の頃は仕事が佳境で、なんとか柚子湯は死守してすごし、
バタバタと1週間とちょっとすぎ、年の瀬です。
俳句を習い出して、歳時記という季語の辞書を引くようになり、
冬至を別の言い方で「一陽来復」と言うことを知りました。
陰が極まり陽が復するとの意です。
一年を通して一番昼が短い冬至ですが、
翌日からは春に向かって少しずつまた陽が伸びていく。
そんなことを考えると、まだまだこれから寒くなるし実感はないけれど、
希望を感じることが出来て、一陽来復が心に響いてきます。
今年の仕事も昨日29日に無事納めることができ、片付け、掃除も本日終了。
28日にはリビングと玄関周りの掃除を済ませ、自分の家のお飾りも設えました。
何年か前に訪れ感動した、伊勢神宮の質素な美しさにリスペクトして、
おこがましくも今年は、よりシンプルに飾りました。
柳の餅花は大窓に |
満天星の餅花を松飾り風に 鏡餅と設えました |
玄関飾りはごぼう注連で きりりと背すじを伸ばして歳神様をお迎えします |
今年は野山の花の会を始めた、カレンダーを作った、グループ展を催した。
素敵な場所で作家さんの器に生けさせて頂く機会もいただいた。
素敵なお店でワークショップもやらせていただいた。
そして今年も、教室でたくさんの方と花生けを楽しんだ。
リースに迎春飾りと、たくさん作らせていただいて、
たくさんの方の家に飾っていただけた。
続けてきたこと、続けられたことに感謝。
新しい挑戦と、その機会をいただけたことに感謝。
良い一年でした。ほんとうにありがとうございます。
そして、まだまだ手探りですが、
これから自分の花の向かって行く道が、少し見えてきたように思える1年でした。
一陽来復。希望の光をこれからも見て行こう。
みなさん、どうぞ良い年末年始をお過ごしください。
また新年もよろしくお願いします。
2016年12月30日 井出 綾
これから自分の花の向かって行く道が、少し見えてきたように思える1年でした。
一陽来復。希望の光をこれからも見て行こう。
みなさん、どうぞ良い年末年始をお過ごしください。
また新年もよろしくお願いします。
2016年12月30日 井出 綾