ここへきて朝晩が急に寒くなりました。
陽が暮れるのも早くなり、秋らしくなったというよりも、
初秋や中秋がなく、一気に晩秋の気配を感じるような今年の秋ですね。
今年は紙媒体の連載や掲載が少なく、生けた花を見てもらう機会を
そして、より自分らしい花を生ける機会を
自分で作って行かないと!と思っていました。
そんなことでまずはカレンダーを作る事を決めました。
そして、10月はパブリックな空間に花を生ける機会をいただきました。
川越のうつわノートさんの打田翠展と、横浜三渓園のグループ花展です。
どちらも花を愛知の水野さんにお願いして、
山採りのものや露地物を送っていただきました。
思った通りの花が揃って、どんな風に生けても大丈夫!
そんな気持ちで安心して、楽しく生ける事ができました。
水野さんから送られてくる花の箱は、私にとっては魔法の宝箱のようです。
野山の花の会:神無月の花1 |
こちらも野山の花の会の花2 |
野山の花の会の花3 |
展示が終わったら、今度はレッスン。野山の花の会:神無月でした。
この会の時は、できるだけ私も一緒に生けたいと思っています。
また愛知からの花を生けました。
花を生けるのは本当に楽しい!山の花はそれプラス幸福感あふれます。
これからも、幸せな花を生けていきたい。
この10月はそういう事をひしひしと思った10月でした。
そしてアウトプットの後はインプット。
時間を見つけて、気になっていた展示を観てきました。
「アイノ・アールト展」と資生堂ギャラリーの「そばにいる工芸」。
静かにそっと染み込んで、優しい、馴染むような、
どちらも生活に寄り添う目線の展示でした。
私の生ける花もそんな存在でありたい、と思います。
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