東京ではまだ本格的な冬ではありませんが、朝晩が冷えてきましたね。
イチョウが鮮やかな黄葉に色づいています。
晩秋の頃というのが実感の11月の終わりです。
そんな 11月の後半に、夏から考えていた「野山の花の会」を開きました。
気がつくと、花を生け始めて30年がすぎ・・・・。
花を始めるきっかけは、本の中の景色に咲く花や木、自然に引き寄せられたこと。
これからの自分の花の行く道を、少し考えたりするのも
そんな年月や年齢や・・・・必然的なことなのかな?
より自然を楽しむような花を見ていただきたいな、生けたいな。
なんて思っていた時に、ご紹介いただいたのが愛知の山の花と水野さん。
夏に訪ねて行き、花を送っていただけることになりました。
少し月日が過ぎましたが、ようやく念願の会開催。
2回の会でしたが、どちらも定員いっぱいの方にお越しいただき、
自然の植物を楽しんで頂けました。
会では私は案内人的な役をと思い、「花人 井出 綾」として参加。
皆さんと一緒に生け、小さい花もそのあと生けて、
あちこちに晩秋の花を飾っています。
ブリキのバケツに野趣豊かに 自然の曲線が美しい |
切り分けて残った花もさりげなく |
ちょっと和な感じ?自然のオブジェ! |
落ちた実もかわいい、サカネカズラ |
かごに小春の頃の陽だまりを |
それぞれの持つ魅力に惚れ惚れしながら生けました。
自然は偉大ですね。次は来春、楽しみに!!