自分の写真
暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2018年5月24日木曜日

暦とともに#206 小満

満ち満ちて、小満。
あらゆる生命が天地に満ち始める頃。
木々の緑がどんどんと色濃くなってきました。
みなぎるエナルギーを自然から感じる毎日です。

先だって空いた時間ができたので、行きたかった展覧会を二つ観てきました。
たまたまですが、どちらも布にまつわる展示です。
ひとつは「Khadi インドの明日をつむぐ」21_21にて。
もうひとつは「柚木沙弥郎の染色」日本民藝館にて。
白いインドの手紡ぎ布カディは、どこまでもシンプルで美しく、
シンプルの向こうにある深い深い物語を伝えてくれます。
柚木さんの型染めは、身辺にある生命の輝きを模様にし美しい色に染めらていて、
自然の景色を思い起こさせててくれます。
手仕事、工芸というものへの表現は違いますが、
私にはあっちとこっちから同じ方向へのベクトルで向かいあっていて、
ひとつのことを教えてくれたように思います。
同時期にこのふたつの展覧会を観れたことは必然なのかもしれませんね。


白にはいろんな白がある

模様、いろんな色


それから、野山の花の会皐月、みなとみらいBUKATSUDO新講座、
カルチャーセンターの教室などとレッスンが続きました。
BUKATSUDOは「季節の花とくらす 入門」というタイトル講座で、
投げ入れを基本から学ぶという教室です。
野山の花の花材を利用して、スライド用に生けてみました。
ポピュラーなガラス器に基本のラウンドスタイルでまず生けて、
ぐるっと360℃写真を撮り、放射状に立体で生けることを見てもらうことに。
そのあと、ブロンズの器、かごと移し替えて、
器で花の表情が変わる、景色も変わる、そんなことも撮ってみました。


まずはガラスの花器

ブロンズのトロフィー型に移しました

次はかごに移して



生け変えたのではなくて、移し替えただけなのですが、
器の質感や形状などでイメージが変わります。
なかなか面白い資料になったので、重宝しそうです。
何事もやっぱり「基本が大事!」花を通して学んだ事。
これからも花を通して、皆さんにお伝えしていきたいと思います。

2018年5月6日日曜日

暦とともに#205 立夏

今年のゴールデンウイークはお天気に恵まれました。
気温が上がってもまだ湿度が少ないので、本当に気持ちよく爽やか。
目に青葉 山ほととぎす 初鰹
と口ずさんでしまうほど、緑が綺麗な毎日でした。
と言っても、どこか遠くに出かけて自然を満喫したわけでもなく、
できるだけ空いてそうな近場で、友人とまったり遊んだり、
一人で映画を観に出かけたりして過ごしました。
それでも十分に緑を感じる事ができて、大型連休の都会の静かなところは、
なかなか穴場でお正月の長閑さに通じるものがあるな〜と、味しめました。

1、近代美術館(葉山館)&山口蓬春記念館など (女子二人遠足)
近美ではブルーノムナーリ展を観て、蓬春館ではアトリエに座り緑にくつろぎ、
友人と美味しいご飯、お茶タイムでまったり。







2、ホテルニューオータニ&弁慶堀ボート (女子2人遠足)
ニューオータニはマリーローランサン美術館をくるりと廻り、日本庭園でくつろぎ、
弁慶堀でボートに挑戦!この歳でこの場所で、まさかボートを漕ぐとは!!
でも、すごく気持ちよくて楽しかった!そして、またお茶してまったり。







 3、観た映画のラインナップ (おひとりさま鑑賞)








そして、端午の節句のしつらえ
立夏も迎えたので、夏の履物を日干しして夏支度なども。
夜は菖蒲湯に入り、もちろん”ちもと”の柏餅を食べて、
いつもやる事をやると、なんだか「これで大丈夫!」という気持ちになり、一安心。


この夏もみんな元気で無病息災!


以前はお休みが続いて、時間があると若干の焦りがあったような(自営業の性?)
でも年齢のせいでしょうか?ま、いっか!と少し思えるようになりました。
遊びすぎたような気もしますが楽しかったし、逆に社会復帰ができるのか?笑
そんなことを考えながら・・・
さあ、明日からはまた頑張って参りましょう〜〜〜!