あらゆる生命が天地に満ち始める頃。
木々の緑がどんどんと色濃くなってきました。
みなぎるエナルギーを自然から感じる毎日です。
先だって空いた時間ができたので、行きたかった展覧会を二つ観てきました。
たまたまですが、どちらも布にまつわる展示です。
ひとつは「Khadi インドの明日をつむぐ」21_21にて。
もうひとつは「柚木沙弥郎の染色」日本民藝館にて。
白いインドの手紡ぎ布カディは、どこまでもシンプルで美しく、
シンプルの向こうにある深い深い物語を伝えてくれます。
柚木さんの型染めは、身辺にある生命の輝きを模様にし美しい色に染めらていて、
自然の景色を思い起こさせててくれます。
手仕事、工芸というものへの表現は違いますが、
私にはあっちとこっちから同じ方向へのベクトルで向かいあっていて、
ひとつのことを教えてくれたように思います。
同時期にこのふたつの展覧会を観れたことは必然なのかもしれませんね。
白にはいろんな白がある |
模様、いろんな色 |
それから、野山の花の会皐月、みなとみらいBUKATSUDO新講座、
カルチャーセンターの教室などとレッスンが続きました。
BUKATSUDOは「季節の花とくらす 入門」というタイトル講座で、
投げ入れを基本から学ぶという教室です。
野山の花の花材を利用して、スライド用に生けてみました。
ポピュラーなガラス器に基本のラウンドスタイルでまず生けて、
ぐるっと360℃写真を撮り、放射状に立体で生けることを見てもらうことに。
そのあと、ブロンズの器、かごと移し替えて、
器で花の表情が変わる、景色も変わる、そんなことも撮ってみました。
器の質感や形状などでイメージが変わります。
なかなか面白い資料になったので、重宝しそうです。
何事もやっぱり「基本が大事!」花を通して学んだ事。
これからも花を通して、皆さんにお伝えしていきたいと思います。
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