梅雨明けはまだですが、そろそろ暑中見舞いの時季になります。
最近はなんでもメールやSNSで済ませることが多いですが、
涼やかな葉書でご挨拶もいいですね。
そんな小暑のころ、春にご依頼頂いた庭の仕事をしてきました。
お打ち合わせからプランのご提案、いろいろやり取りをして、
ようやく施工となりました。
花を生け始めて30年、植物に関わる仕事を始めて25年、
切り花がメインの私の仕事ですが、時々庭の仕事をやらせていただいています。
切り花だけをやっている時に感じた「息詰まり」は、
「根っこのある植物」=「庭」=「ランドスケープ」を学ぶことで
自分の中の「切り花」のあり方が見えてきて、解消できました。
両方があることで、プランツスタイリストとして、
この仕事を続けてくることができたように思います。
時々ご縁あっていただく庭の仕事は、とても楽しく、有意義で
なくてはならない大切な仕事です。
シンボルツリーは雑木の’アオダモ 株立ちのおおらかな樹は避暑地の程に |
低木、草本、グランドカバー、つる性など 常緑、落葉も色もミックスして マンホールがうまく隠れるまで成長を待たねば!! |
上から見た感じもなかなか楽しい |
細長いスペースに、奥行きに立体感が出るようにデザインしました。
今回も植えたどの植物も大好きです。
成長していく庭は、来年、再来年とふくよかになっていくように。
暮らしの中でご家族と一緒に育まれていきますように。
時々切って、部屋の中にも添えてもらえたら、理想のかたちです。
いつか私も小さな庭を持ちたいな。
緑のきれいな雑木を1本。花の咲く樹を1本。果実のなる樹を1本。
3つとも落葉樹。そして、低木と山野草。
心の中に夢の庭を描きつつ、暑い暑い中、汗と泥にまみれながら、
樹の力、植物の力に感謝!!の庭仕事でした。
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