自分の写真
暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2019年6月10日月曜日

暦とともに#227 芒種

関東も入梅をむかえました。雨の季節です。
芒種は芒のある植物の種を蒔くとき、ということだそうですが、
実際はもう少し早く種まきは終わっていて、恵みの雨、という頃でしょうか。
5月は連休の後に、外でのワークショップなどのイベントが続いて、
6月に入ってすぐに上高地へ出かけと、移動が続き、あれよあれよの毎日でした。

上高地で見た景色が素晴らしくて、
歩きながら、こんな風に景色を生けたいんだ!!とまた思い、
もちろんそのままのジオラマ的なものではなくて、
そこにあるもの、想像できること、そんなことかな?
自然を見て、また花を生ける。
こうやって、花を生け続けて行くんだな、行きたいな、と思いました。


上高地の森の中

大阪のWSでレクチャー用に生けました

素敵な水差しがあったので生けさせていただきました
そして、うちに嫁入り!

松野屋さんでは1日花屋も開催しました!

森の中、花咲く

道端で

雑木の庭から


景色を思い描いて、光を見つけて、また生けています。

2019年5月27日月曜日

暦とともに#226 小満

時は小満、万物満つる季節に、大阪の仕事に行ってきました。
1日早く入ったので、京都に足を伸ばしすことに決めていて、
2ヶ月前から「西芳寺:苔寺」を予約して、訪れて来ました。
ここ何年か帰省も冬が多く、苔を見るにはちょっと・・・という時期でしたので、
5月に大阪行きが決まった時点で、これは!!と決めて申し込んだのです。
一箇所ここと決まるとそこからエリアを絞って、行きたいところをチェックです。
今回は大河内山荘庭園も一緒に楽しんで来ました。


嵐山、京都の街中から少し離れています
景色は風光明媚な山並み



大河内山荘庭園の石組みが素敵でした

大河内山荘庭園は回遊式庭園です

苔寺は苔一面!
お天気良すぎてちょっと乾燥気味・・・汗

苔寺も池泉回遊式庭園


まさかの夏日が続いた5月の最後の週末になり、
それはそれは緑が輝いて、眩しいくらいの景色でした!
まさに小満の景。
でも、苔寺はちょっと残念。次は雨の露に濡れる庭を見たいです、笑。

そしてそんな緑眩しい5月は、ワークショップを二つ担当させて頂きました。
どちらも愛知の山採りの花を送って頂き楽しんでもらいましたよ。
恒例になってきてます「谷中松野屋」さんでの花生けWS。
今年は2回目の1日花屋も併設いたしました。






もう一つは、大阪のWSです。(で、京都に寄りました。)
花器工藝 汀さんでの「暮らしの花と竹の花籠」、
吉田佳道さんの籠の展示に合わせてワークショップをいたしました。





汀さんでは、先に生け方を見ていただくようにデモンストレーションもしました。
上の二つはその際に生けたものです。
やってみて、皆さん真剣にみてくださって、生けてくださったので、
少しこういう見てもらえる機会を増やしていこうかとも思いました。

もう来週は6月。
雨の季節がやって来ます。
ゴールデンウイークから始まって、輝く緑を堪能できた5月になりました。

2019年5月8日水曜日

暦とともに#225 立夏

立夏
字の通り、暦の上に夏が来ました。
立夏という言葉、文字が、とても好きです。
聞いても見ても、頭の中に綺麗な新緑がキラキラとしている
映像が浮かんで来て、爽やかな気分になります。
夏めく、夏きざす、と言うような言葉も浮かんで来て、
これから!と言う始まりを感じるのも、好きな理由かもしれません。

今年のゴールデンウイークは長く、
仕事も立て込んでなかったので、ほぼのんびりとした連休になりました。
人混みがめっきり苦手になって早何年。街よりも緑、みたいな生活ですので、
お休み中も出かける日はそんな感じの楽しみ方でした。
後半になかなかの近場、穴場的な感じの所に行ったので、ちょっとご紹介。


生田緑地のメタセコイヤの木立はお気に入りの場所です!

緑地内の岡本太郎美術館の母の塔と鯉のぼり
青空にいい景色でしたよ!

六本木の国際文化会館は
昭和のモダン建築と日本庭園が素敵なところです
レストランとティーラウンジがあるのでゆっくり過ごせますよ

1日くらいは街の中に
千駄ヶ谷から青山、神宮前と散策
ジョンルーリーの展示を見てきました

観音崎京急ホテルの絶景海を見ながらのスパへ
迎えの横須賀美術館の芝生広場もゆったり

最後は友人の栗原造園さんちへ
森の宿にきたみたいですよ
オープンガーデンもされていますので良かったら!

と言う感じで、たくさんの緑を浴びてきました!
どこも空いていて快適でしたよ。いやいや、こう言うのを穴場というのかな?!と。

そしてお休み開けて、花あわせレッスンの週です。
那須の池田さんから届いた素敵な花材と市場の花材をあわせたレッスンです。
こちらも緑いっぱい! 「夏めく」がテーマです。


緑ベースで5月、新緑の景色を生けていただきます

この間購入した胡桃の籠に生けました


私も新しい籠に生けてみました。
ワイルドな胡桃の籠に伸びやかに、力強く、そして爽やかに。
やっぱりこの時季は「立夏」の言葉と一緒で、花、草、木、どれも大好き!!
さあ、いい季節です。雨の季節までは輝く季節をたっぷりと楽しみましょう。

2019年4月23日火曜日

暦とともに#224 穀雨

穀物に実りをもたらす雨が降り注ぐ、という意。
春の雨が長引けば「菜種梅雨」と呼ばれるのがこの時期の雨です。
今年は花冷えは長かったけれど、雨はそんなに多くないような・・・ですね。
それでも雨が降るとその次の日は、ぐ〜んと植物が伸びているのに気がつきます。

そんな緑が輝き出す時に、今年も「野山の花の会」をスタートできました。
4月から11月まで(8月お休み)愛知の水野さんから届く山の花を、
楽しんで頂ける事に嬉しさがいっぱいの季節です。
そして、5月から「野山の花のお届け便」というのを
スタートしてみることにいたしました。
今年で4年目の野山の花の会。この間は名古屋まで水野さんにも会いに行き、
自分の好きな花、花に惹かれて生け始めた時の気持ちなどを再確認して来ました。
おかげさまで、花を生けてまずまずは長い年月を重ねることが出来、
もうしばらくは、元気なうちは、現役で花を生けて、楽しんで頂きたいと。
そして、自分も楽しく、好きなものをご提供できたらと思いました。
やりながらの手探りで、また右往左往するかと思いますが、
興味はあるけどちょっと遠くて来れない方、ご都合がつかずの方、
山の花を暮らしで楽しんでみたい方などなど、どうぞよろしくお願いします。

それに伴いOnline shopを開設いたしました。
月ごと、3ヶ月、6ヶ月の3コースをご用意いたしました。
https://soleil-net.stores.jp/
母の日の贈りものもこちらからお申込みいただけます。
少しずつ商品も増やせたらと思っていますので、ぜひご覧ください!!









大きくどっさり、小さく色々、暮らしにあわせて、思い思いに楽しんでください。
季節が、自然が、ぐ〜〜んと側にやって来て、幸福感満載になりますよ!!

2019年4月8日月曜日

暦とともに#223 晴明

すべてのものが清らかで明るくなる頃、清明。
今年は東京では桜が満開で、光が射すと本当に綺麗で、
清明とはこういう感覚だなぁ〜と思う瞬間がいくつもありました。
色々なものを漠然とした感覚で受け止める性質なのでしょうか・・・・
(もっと分析しないと、かな?と昨日久しぶりに句会に行って思ったり、汗)
「あ〜・・・」とひとりで幸せな気分になることが多い季節です。

そんな清らかな季節、桜の季節に、いくつか桜を生けました。
気温が思ったより上がらない日が多く、蕾から開花後も長く楽しめて、
生け変えてまた、と。


洋風のかごにおおらかに

三輪田焼きの壺にちょっとミニマムに

山田さんのスリップウェアに乙女チックに

最後は上3つから残った花をまた壺に


4月からは花あわせレッスンの材料の一部をまた秋まで、
那須の池田さんにお願いしています。
まだ気温が低い那須では花ものが少なく、今月は枝ものがたくさん来ました。
少し私も桜と一緒に生けてます。枝もの好きにはたまりません!!

そして、今年も母の日の贈りもののご用意をさせていただきます。
この何年かはカーネーションにこだわらずに、
出来るだけ自然な感じの花をご用意させて頂いております。
今年はサンプルも完全イメージ。お任せの花ということにさせて頂きました。
もし、よろしかったら HPのコンタクトよりお問い合わせ、ご注文ください。



お花代¥5400(税込み)プラス送料になります。

器は写真のかごになります。花は季節の旬のものでお任せいただきます。
年々、自由に作らせて頂いておりますが、せっかくなので私らしく、
みなさんのお気持ちをお届けできたらと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

東京は、今朝、花散らしの雨が降りました。
そろそろ次の新緑の季節に向かっていきますね。
季節はめぐります。




2019年3月24日日曜日

暦とともに#222 春分

春の真ん中、いよいよ本番、(実感は春到来!)の春分です。
春彼岸を迎え、我が家の前の桜並木もチラホラと花が咲いて来ました。
この桜並木の前に住んで、6年プラス21年の合計27年。
この土地では32年目の春です。毎年この季節には特別な感慨があります。
今年もここで桜を楽しめることが、自分の節目とご褒美のような喜びです。
「今年もありがとう!!」という気持ちでいっぱいに。

さてさてそんな春の最初に、ずーっと行きたかった名古屋に行って来ました。
ここ何年か野山の花を送っていただいている水野さんに会いに。


可愛い枝物〜〜〜

水野さんのブースだけ特別!!

朝の5時にホテルを出てタクシーで、中京花卉へ。
すのこ板が仲卸さんのブースで、いつもの大田市場とは全く違う風景です。
ちょっと朝市みたいな楽しさがあります。
中でも水野さんの場所だけが別世界のような花材のラインナップです。
ここで花を仕分けたり、売ったりされている横で、
用意してくださった小さな椅子に腰掛けて3時間ほど。
見ているだけで幸せで、とりとめもないお話をさせていただき、また幸せ。
あっという間に時間が経ってしまいました。
今年も4月から野山の花の会をはじめ、ワークショップや展示など、
いろいろお世話になりますよ〜〜〜!
順次、ご案内しますので楽しみにしてくださいね!!


名古屋に行ったら、行きたい!と思っていた家具のお店にも行って来ました。
とっても素敵〜〜なところ。



そして最初のお知らせは、今年もお世話になります!谷中松野屋さん。
5/19(日)に「初夏の野山の花生けワークショップ」を開催いたします。
今回は季節の花を投げ入れで楽しんでいただくことに。
もちろん水野さんの山の花もお願いしますよ。1日花屋もやります。
お申し込みは「谷中松野屋」さんにお電話、メールでお願いします。
私のホームページcontctから、私の方にでも大丈夫です。
ぜひ、新緑美しい季節の谷中にいらしてください。よろしくお願いします!


今回は投げ入れです!

詳細はこんなのです。


そして、昨年末、怒涛の毎日、こんな仕事をいたしました。
YKK APさんのドアカタログのスタイリングや植栽アドバイス、リースの監修など。
この後エンドユーザー向けの冊子も完成致します。
プランツスタイリストとしての充実の仕事でした。
そんなことも含め、またゆっくりご紹介させていただきますね。お楽しみに!


雑誌っぽいカタログに仕上がりました!

2019年3月8日金曜日

暦とともに#221 啓蟄

大地が緩まり、虫が這い出てくるころ、啓蟄。
虫に限らず、色々な生物が目覚めてくる季節で、
草木ももちろん、一雨ごとに新しい息吹があふれだしてきています。
いつも通る道、ふわりと良い香りに「ああ・・・」と歩を止めると、
いつもの場所に今年も咲いている、沈丁花。
この香りに出会うと「春だなぁ〜〜」と嬉しくなります。
花市場でもこの時期は少し切り花で出ていたりすると、
近寄って、大きく香りを吸い込んで深呼吸、そして買わずにはいられない!
大好きな春を運んで来てくれる花の木です。


蕾の頃のフューシャピンクも大好き!

星型の花が開くと、部屋中に良い香りに溢れます。



そして、草花も好きな山野草系が少しずつ咲き出す時期になってきました。
家の植え込みのものはまだ葉だけですが、市場で見つけた貝母ユリ。
これも必ず買ってしまう花です。
薄黄緑がなんとも爽やかで、うつむいて咲く姿にも弱い・笑。


鳴子百合と貝母百合、大好きな春の黄緑。


こんな風に繰り返し、繰り返し、30年ほど、花を生けてきたんだな。
同じようで、同じではない年月だということを噛みしめつつ、
また新しい春を、変わらない大好きな花と一緒に迎えられる喜びがあります。



オシダの根を水耕栽培中!


オシダの根というのを見つけたので、水栽培してみています。
日毎ニョキニョキ、ちょっと怪獣チックではありますが、まさに啓蟄の景・笑。
まだ寒い日もあったりですが、確実に春が近くに来ています。
次は春分。桜の季節がやってきますね!!


ここからは余談。
20年ぶりにやってきたエレカシ、マイブーム!

ロック!ロック!

で、YouTubeで色々見ていたら、ロック繋がりで色々勧めてくれるんですが、
ストーンズが来て、こちらもミックジャガーが好きだったわ!!と見てたら、
今度はジャニスジョップリン!
ついでに観たかったドキュメンタリー映画も観て、
そうだそうだ、この丸メガネに憧れたんだ!!と思い出し、



丸い眼鏡、作ろうかしら?!

そして、そうそう、思い起こせば高校時代。
ダイアンキートンに憧れて、眼鏡がかけたくて、夜な夜な読書して、
眼鏡をかけれるようになったんだ〜〜〜。なんてアホなことしてたんだろう。
もちろん最初の眼鏡は、ボストン!!


”ミスターグッドバーを探して”



花もなにもかも、結局好きなものは変わらないのだな。
脈略があるような?ないような?話しですが、なんだか私の心も蠢いていて、
そんなことに気が付いた2019年の春のはじめでした。