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暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2012年7月12日木曜日

旅#10 北の自然へーその2:十勝千年の森

六花の森をあとにして、十勝千年の森へ。
ここで開催中の第一回目の北海道ガーデンショーが、
2月にこの旅を決めたきっかけでもあります。
それからホームページを見たりし、どんなところかを自分なりに整理しました。
笹に覆われ放置されていた森を、十勝毎日新聞社が再生させた美しい森、
「未来に遺す、未来に引き継ぐ。」がコンセプトであること、などを知り、
ガーデンショー目的というよりは、千年の森自体に行ってみたい!と。
そんな折、
知人の友人が、ランドスケープを担当している事務所にいることなども知り、
アテンドもお願い出来たので、とても楽しみにやって来ました。

千年の森は5つの北海道ガーデンから構成されています。
エントランスフォレスト
アースガーデン
メドウガーデン
ファームガーデン
フォレストガーデンの5つです。
その他に、現代アートが配置されていたり、地産地消のレストランや
子どもが遊べる庭スペースなどもあります。

まずエントランスフォレストから

おお!森だ!深呼吸!!


アースガーデン

借景を利用して、起伏を作った庭は、光のコントラストが美しい。


メドウガーデン

私のメドウは草原のイメージなので、印象がちょっぴり違いました。
フィールドフラワーガーデン、という感じでしょうか。
 何年か後に、大きく育ち草原になっているのかな?
その頃にまた来てみたいです。


ファームガーデンの菜園

野菜もモリモリ可愛いです。カラーリーフガーデンのよう。


フォレストガーデン

ここが一番自然のままに近いそうです。
笹を刈り、元の植生が再生出来るようにし、草本類を蘇らせます。


楚々と咲くオダマキ見つけた!

森ではパッと見ただけでは花が咲いていない!と思われがちですが、
森に咲く草花は可憐なものが多いので、ゆっくり見てみてください。
けなげに力強く咲く野の花を見つけられるはず。
こんな森の中がやっぱり一番好きかも!!

ガーデンショーについては、大きな自然の中に点在し作られたデザイナーの庭を、
説明を伺いながら、見て来ました。
インスタレーションのような庭、自然な庭、どれも大きな自然の一部のよう。
考え方は色々かもしれませんが、森に馴染み、印象が強くないのは、
ひとつの作品であるという以前に素晴らしいことなのでは、と感じました。

閉園が早く、あっという間に夕方に。ちょっと急ぎ足だったのが残念でした。
次は翌日訪れた「太四郎の森」です。


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