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暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2012年5月23日水曜日

暦とともに#74 小満

満ち満ちて小満。グングンと木々が枝葉を伸ばし、緑の茂る季節になりました。
たくさんの植物のエネルギーが満ちあふれています。
天候が安定しない晩春でしたが、ようやく、お天気のいい日は初夏の陽気も。
家の前の桜並木も緑の葉がレースのように、日差しを和らげる役割をしています。
落葉樹は冬の寒い時期には葉を落として、太陽の光を届けてくれて、
暑い夏には葉を茂らせて、日陰を作ってくれます。
植物って偉いな〜〜と、つくづく感心してしまいますね。

春爛漫の花は誰もが好きなものですが、
私は晩春から初夏にかけての花や木々も大好きです。
葉の色がきれいで、力強く、伸びやかな初夏の植物をおおらかに生けてみました。


桜の緑をバックにして


爽やかなリョーブの花です


八重のオダマキの花


明るい緑の中にシックな紫がかったピンクがきれいです。
蕾のシャクヤクが咲いて来たら、また表情が変わって来ますね。
生きているって楽しいですね。






2012年5月8日火曜日

暦とともに#73 立夏

五月晴れと大雨と、コロコロと変わるお天気のゴールデンウィークでした。
そして、暦の上には「立夏」を迎え、夏がやって来ました。
太陽がのぞくと初夏の陽気も感じられるようになりましたね。
でも、朝晩はまだちょっぴり肌寒かったり・・・・体調管理も大事な時期です。

このところ、鎌倉の方に用があり続けて出かけて来ました。
ひとつは御成通りをまっすぐ由比ケ浜へ、雑貨店[Dahlia]さん。
コサージュを5月中旬からお取り扱い頂きます。
途中、御成小学校の前を通って行くのですが、なんとも素敵な学校。
市立なんですね!入ってみたい!と覗くようにして横を歩きました。


建物も緑も素敵!


初夏の鎌倉は緑、緑!町中でも森林浴です。

今年はいろんな植物が陽気を待って一斉に伸びているような気がします。
家のまえの植え込みの白モッコウバラもやっと咲き出しました。
お隣は黄色のモッコウバラ。こちらの方が早く咲くので満開も過ぎました。
白の方が花びらが少なくてちょっと大人っぽいです。
黄色はヒラヒラと乙女チックな花。どちらも可憐で大好きです。
毎年並んで咲く2株のモッコウバラ。
通る人にも喜んでもらってます。


白は小さく控えめな花



黄色はかんざしのように可愛い花

毎日の色々なところや事で、深呼吸をしながら生活をしよう。






2012年4月26日木曜日

暦とともに#72 穀雨

4月も後半に入りGWが気になり出す頃ですね。
お天気も気になります。
二十四節気では「穀雨」と雨の文字がついています。
春の雨が穀物を潤すころという意味で、
一雨ごとに作物がグングンと成長する時季です。
寒い寒いと思っていたけど、うちの小さな植え込みやベランダの植物も
気が付くとグングンと花を咲かせ、緑を伸ばしています。

これからは天気も安定する時期になりますから、
梅雨とはまた別で、恵みの雨に感謝しましょう。

この頃は、大好きな花の木もたくさん見られる季節です。
今年は寒かったので、市場で出回る花木もちょっと寂しいですが、
好きな花木を見つけると生けたくなります。



八重のヤマブキとベニギリツツジ



ビバーナムとツキヌキニンドウ


ヤマブキは子供の頃実家の庭にあった花木で、
何となくノスタルジックになります。一重も八重もハラハラと散る姿も大好き。
ツツジの花も最近は好きになりました。
ビバーナムは若草色がきれいです。
ツキヌキニンドウはハニーサックルとも言います。
どちらも紅色をちょっとだけ入れると、さし色でグリーンがより鮮明に。

出来るだけ伸びやかに生けてみました。
爽やかな5月を迎えられますよう!



2012年4月5日木曜日

暦とともに#71 清明

清らかで明るい、字のごとし「清明」を迎え、桜も一気に咲いて来ました。
家の前には長い長い桜並木があります。
リビングの窓はちょうど花の位置にあって、
この時季は桜の中で過ごしているような幸福感を味わえます。なんて、贅沢。

花の時、新緑の時、緑の季節、紅葉、そして冬枯れと、
どの季節の景色も大好きですが、花の時期はやっぱり格別ですね。
何とも言えない嬉しさがあります。
「ああ、今年もここでこの景色を見れたな」と感謝の気持ちもいっぱいです。
人生80年としたら、桜の花を見れるのもたった80回。
そして、記憶にあるのを考えると、4、5歳からなら75回位しかない!
そう思うと、巡る季節はあまりにも儚いから、大事に大事に。


スミレの種が飛んでます


アスパラの新芽は本当にアスパラ!



これは普通のアジサイです


ブルーベリーです
この間まで紅葉してました。


桜ももちろんですが、ベランダや植え込みの植物も芽吹いて来ています。
ほんのこの一週間ほどで、びっくりです。
あんなに枯れ果てて、心配していた山アジサイも大丈夫でした。

明るい空気と光を浴びて植物が芽吹く頃の「清明」。
季節が巡って来たことを知る喜び。


2012年3月25日日曜日

遠足#11 牧野富太郎記念庭園

3月も終わりに近づく小雨が降る日に、
練馬区の「牧野富太郎記念庭園」へ出かけて来ました。
日本の植物学の父、牧野富太郎氏の住居を練馬区が管理し、
庭園として解放されています。
今年は生誕150年にあたり、「花との約束」という企画展中でした。
  
 
                                                
展示室です


私は、植物画集と学生版牧野植物図鑑を持っています。
調べたり、学んだりするというのもありますが、緻密で美しい植物画は
見ているだけでも楽しくなります。
今回は、図鑑の中の絵のいくつかを観て来ました。

今年は春が遅く、住居であったこじんまりした庭園は、
まだまだ冬のような装いです。
梅、水仙、クリスマスローズなど、少しの花が咲いているだけでしたが、
しーんと静かな雨の日の午後を過ごして来ました。





大好きなバイモユリの蕾もまだ小さい



スイセンの花


この花はなんでしょう?



実際の部屋が残されています


次はいつか、高知の牧野富太郎植物園に行ってみたいと思っています。

2012年3月20日火曜日

暦とともに#70 春分

春分の日を迎えました。
今年は12年ぶりに、春一番の吹かないままの彼岸の中日です。
春一番は立春から春分の間に吹く、その年初めての南よりの強い風。
むわっと暖かい強風が吹くと、寒い中、「ああ、春が来るな」と思い嬉しくなります。
今年は、強い風が吹いてきたら「あ、来たかな?」
「あ〜〜、北風だ」の繰り返しで、もう3月も終盤です。
ちょっぴり寂しい春分です。

例年になく寒さが長く、桜の蕾もまだまだ。
それでも、少しずつ春の気配は感じられるように、
この時季ならではの”沈丁花”を生けました。
クルクルと巻いた姫ゼンマイと、お茶碗に。


クルクルと可愛い姫ゼンマイ

姫、のつかないゼンマイはすごく大きくて太くて、毛羽立っています。
ワイルドで結構怖いです。
家で生けるならやっぱり「姫」がいいですね。



ジンチョウゲはまだ蕾です。

まったりとしたローズ色が艶やかな葉っぱにぴったりです。


ほら、咲いてきました。

蕾の時は香っていないのですが、一輪、二輪と咲いてきたら、
あの芳しい香りが、そこはかとなく漂ってます。
あまりのいい香りに、大きく深呼吸しちゃうくらいです。
開いた花は薄いピンクで、外と中でツートーンに。
なんてお洒落でしょう!!
色のついたお茶碗に良く映えて、大好きな和洋折衷なしつらえになりました。

「きょうも花日和」も祝!4年目に突入です。
これからも、どうぞよろしくお願いします。

2012年3月8日木曜日

暦とともに#69 啓蟄

啓蟄、’けいちつ’と読みます。
虫たちが目覚めて地上にはい出してくる頃です。

雨の日が増えてきました。固い地面も少し緩んできましたね。
土の中でも沢山の生物が喜んでいるかな?
先日、散歩道で大きな泥ガエルを見つけました。
夜の暗がりの中、踏みそうになって、息が止まりそうでした。
冬眠から覚めて出てきたけど、まだ寝ぼけているような・・・・
そんなことにも春がくることを感じます。

植物も休眠から覚めて、芽吹いてきました。
そんな風景をイメージして花を生けてみよう!
彼岸桜にパンジー、ラケナリア、姫ゼンマイを咲いているように。
小さな庭景色が出来ました。


ヤシの繊維を土にみたてて


冬の間、裸ん坊になっていたミセバヤも、葉をつけた新しい芽が出てきました。
なんとも初々しくて、そして嬉しくて、ジーっと見てしまいます。


真ん中には裸の茎が・・・


10℃を超す日が増えてきました。
次は春分です。