今年は12年ぶりに、春一番の吹かないままの彼岸の中日です。
春一番は立春から春分の間に吹く、その年初めての南よりの強い風。
むわっと暖かい強風が吹くと、寒い中、「ああ、春が来るな」と思い嬉しくなります。
今年は、強い風が吹いてきたら「あ、来たかな?」
「あ〜〜、北風だ」の繰り返しで、もう3月も終盤です。
ちょっぴり寂しい春分です。
例年になく寒さが長く、桜の蕾もまだまだ。
それでも、少しずつ春の気配は感じられるように、
この時季ならではの”沈丁花”を生けました。
クルクルと巻いた姫ゼンマイと、お茶碗に。
クルクルと可愛い姫ゼンマイ |
姫、のつかないゼンマイはすごく大きくて太くて、毛羽立っています。
ワイルドで結構怖いです。
家で生けるならやっぱり「姫」がいいですね。
あの芳しい香りが、そこはかとなく漂ってます。
あまりのいい香りに、大きく深呼吸しちゃうくらいです。
開いた花は薄いピンクで、外と中でツートーンに。
なんてお洒落でしょう!!
色のついたお茶碗に良く映えて、大好きな和洋折衷なしつらえになりました。
「きょうも花日和」も祝!4年目に突入です。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿