11月も終盤になり、暦の上に”雪”の字が!!
そういえば、朝晩が確かに冷え込んできましたね。
山の上には小雪がちらつく頃でしょうか。
気がつけば、週末には12月になってしまいます、汗。
季節の花を生けると、不思議というか、当たり前というか、
空気がその季節のものになるのを感じます。
冬が来る前に、秋の終わりの花をいくつか仕事で生けさせて頂きました。
ああ、冬が来るんだなぁ、と生けた後に思い、
少し空気が硬くなったように感じました。
この花は全て、国立の世界のかご カゴアミドリさんで、
吉田佳道さんの花籠展に花を生けさせて頂いたものです。
会期が13日間あり、最初に生けた後に2回、メンテナスと生け替えをしました。
同じ籠で、少し花が変わったり、整理したりしましたが、
日が進むと、その分冬へ近づいているように感じ、驚きました。
なかなかこういう経験はなかったのかも?
季節が移動して行く頃に、こんな機会を頂けた事を嬉しく思います。
「かしこまらずに」というのがテーマでもありました。
出来るだけ力を抜いて、花と器と呼応するように生けよう。
そんな事も、何か自分のこれからの花生けに繋がって行くと実感し、
たくさんの実りのある時間でした。
さあ、12月、冬の花を楽しみましょう。
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