梅雨らしいのか?梅雨らしくないのか?
よく分からないお天気で、6月ももう終わりそうです。
今年は6月22日に夏至を迎えました。
ここからが夏本番というが実感ではありますが、実は折り返し点。
私は、夏至が来ると秋へ向かうというのが、心の隅に訪れます。
翌日から少しずつ陽が短くなって秋へ・・・・。
すると、案外夏は短くて「楽しまなくっちゃ!!」と思えたりするのです、笑。
そんな6月、
イベントや店舗、撮影で花を生けさせていただく機会がいくつかありました。
国立の「世界のかご カゴアミドリ」さんでの”花とかご展”では、
文字通り、色々な国のかごに花を生けました。
ワークショップ、物販もさせていただいた5日間。
貴重な経験をさせていただきました!
いろんな国のかご、それぞれに似合うように、 そして全体でディズプレイになるように。 |
カゴアミドリさんからは、誰もが「かごに花を生けよう」と思えるような
優しい花を、とリクエストをいただきました。
北鎌倉の「蓮依」さんでは、礒部祥子さんの布作品の展示会に花を。
こちらは、和でも洋でもなく、少しオリエンタルな・・・とのリクエスト。
色目を抑えながら、和洋取り混ぜ、少し個性のあるアーティチョークなども
使いながら、夏らしく生けさせていただきました。
柔らかに空気を孕んだような布作品に 色目もマッチして、いい花が生けれたと思います! |
そして、俳句で、去年は花の講座でもお世話になってます
みなとみらい「BUKATSUDO」では年に一度の文化祭では、
かもめ句会の展示ブースに花をライブで生けさせていただきました。
屋台のようなブースで、俳句の短冊が付いた風鈴が飾られています。
展示テーマが”夏の庭”ということで、ここに夏の景色を生けることに。
水辺と山のイメージで 夏の水草、草花やらをちょっとインスタレーション風に 夏の景色を作りました。 |
こんな風に、それぞれの仕事で、それぞれの方向性をしっかりと掴んで生ける。
その中に、自分らしさ、私の花のスタイルを表現する。
制約の中での自由、みたいなものがちゃんとできた時の達成感はひとしおです。
そして、花には正解がないから、まだまだという部分もいつもあり、
また明日、次はこうしよう、あの花を入れても良かったか?etc・・・・
なんて思うから、飽きることなく生け続けてこれたんだなぁ。
と、一息ついてつくづく思う夏至のころ。これからも精進して参ります!
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