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暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2018年7月13日金曜日

暦とともに#209 小暑

7月に入り小暑を迎えましたが・・・・
早々に梅雨明けし、梅雨の戻りとか言いながらも真夏日が続く東京です。
小暑って??!!
こんなんじゃ大暑はどうなるの?と、すでにバテ気味の方が多いのでは?
私もそんな一人です。
そして仕事の方は冬に向かい、冬のリース制作をスタートしています。
あまりの暑さになかなかギアが上がらないなか、
まあここはぼちぼちと気になる展覧会に出かけてきました。

ひとつはエルメスのシネマの世界へ「彼女と。」です。
完全予約制の展示は”アクトレス”と”エキストラ”のどちらかを選びます。
アクトレスは1回に1人で、すぐに埋まっていましたが、
さすがにアクトレスの勇気もないし、エキストラで。
でも、いったいどんなだろう??と謎のまま展示会場に向かいましたよ。


シアターのような入り口!おされ〜〜

ムービーのセットができています。素敵!

憧れの真っ赤なMGは「彼女」の車。かっこええ!


作家が彼女を探して、たどり着くのは・・・・現実なのか?夢なのか?
みたいな話のセットがあり、その撮影風景に入り込めるような展示でした。
話は??としても(笑)、エルメスの夢の世界に入り込んで、
暑さの現実逃避にぴったりな時間でした。
しかし、無料!のエルメスの太っ腹に感服です!


そして、次は虎ノ門。
菊池寛次記念 智美術館へ「線の造形、線の空間」、竹の展示を堪能してきました。
”飯塚琅玕斎と田辺竹雲斎でめぐる竹工芸”
お茶の歴史とともに大切なものであったのだろう花籠の数々。
竹工芸としての歴史の中で生まれる
それはそれは見事なもので、人の手で作られる芸術に見入ってしまいました。


エントランスには篠田桃紅さんの作品も

階段ホールに竹のインスタレーション、壮大!


そして、家では夏らしく竹のカゴに花を生けました。
こちらは暮らしのカゴです。


緑道に植えている紫陽花を早めに強剪定したので
最後の残っている花をこのあと生けます

大分の竹作家、清水貴之さんの手提げかごです

竹のものはカゴ以外にも生活の中に結構あります。
ざる、箸、鬼おろし、箒、せいろや巻きすもかな?
青竹踏みももってます!笑
日本の誇れる竹工芸は、日本の暮らしに欠かせない生活道具でもありますね。
アートと暮らしと、同じ線の上にあるのかな。
ハレとケと、同じように。
そんなことを勝手に思って暮らしています。




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