きりきらと輝く晩春の節気を迎えましたが、桜が満開になってからは
すっきりしない天気がほとんどの関東地方です。
桜のピンクが透き通るように青空に映える日があまりないうちに、
最後を迎えようとしています。
「花曇り」という言葉がぴったりの今年の桜の景色ですね。
花曇り、は、俳句の季語でもあり、
桜の咲く頃の曇り空。花と一体になった白い空がどもまでも続く。
と歳時記には書かれています。
ソメイヨシノは薄い 薄いピンク色。背景の色で随分と違って見えます。
今年は「桜ってこんなに白かった?」思うほどですが、
季語から語意を知ると、それも美しい景色と改て感じられるのが不思議です。
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夜桜は雪のようで降ってきそう |
家の前の桜並木に1週間ほどはライトアップをして、夜桜を楽しみます。
暗い夜空に浮かび上がる桜は牡丹雪のようでも。
そして・・・
いよいよ桜も終わりに近づくと、季節が少し進んだような気持ちになりますね。
春爛漫の花、遅れてくる春の花、次くる季節の花、
いろいろ交じる時季ならではの花を生けて楽しんでいます。
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