毎月、その月の行事などをピックアップした囲み記事が入る
暮らしの花の連載をやらせていただいていた時に、
「3月ってなんでしょうね〜〜?」なんて打ち合わせをしながら・・・
行事の本や、歳時の本やらを編集者とめくっていました。
3月なので「春分」がポピュラーですが、もう少し何か小さいの・・・
なんて言ってたら、「啓蟄はどうですか?」と提案してもらったのが最初です。
辞書を引くと
「二十四節気のひとつ。冬ごもりをしていた虫が穴からでてくること」と。
たしかにちょっと春めいてきて、何かむずむずしてくる頃だな、
そんな風に思いながら、ページを作った覚えがあります。
そして、この啓蟄がきっかけで、二十四節気が自分の花の中心にくることに。
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ふきのとうが地面を割って咲き出しますね |
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早春の花木も芽吹いてきます |
そして花を通して、生活の中でも二十四節気を感じ、
身近な小さい季節の変化や、自然をより楽しめるようになったと思います。
知ってたこと、新しく知ったこと、先達の暮らしの豊かさに感心しきりです。
そして、そこからなのか?ですが、季語というものを楽しむ俳句を習いだしたり。
花から植物、自然へ。そこには私の生活の核があるように思うこの頃、
しみじみと、いついつまでも花を生けていけますように、と願っています。
自分も自然の一部であることを忘れずに、また花を生けようっと!
気づけば7年目に突入していた「暦とともに」に、そんなことを考えた日でした。
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