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暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2014年7月21日月曜日

トルコの旅 ボスポラス海峡ーイスタンブールにて

今回の旅の最後はイスタンブールです。
出かける前にトルコに行くと言うと、行かれたことのあるほとんどの人から
「イスタンブールは素敵」という言葉が返ってきました。
そんなわけで、東西が交わるイスタンブールを勝手にエキゾチックで
風光明媚な街と幻想を抱いていたわけです。

イスタンブールの空港に降り市街地へ向かうバスのなか、
都会だな〜と思うと同時に広がるマルマラ湾の景色に嬉しくなりました。
いつもの事ながら海の見える景色は気持ちを高揚させてくれます。
しかし・・・
市街地に着いたとたん、人の多さと美しいとは言いがたい街の雰囲気に
カッパドキアで自然を満喫した後というのもあったのでしょうが、
「え?イスタンブールって・・・私は大丈夫だろうか?」と心配に。


新市街メインのイスティクラル通りは大混雑。
喧噪と混乱とコーランとで混沌としています。
新市街の真ん中、シンポルタワー「ガラタ塔」の広場にも
うじゃうじゃ人が座っています。登ると360℃のパノラマと言われても
登る気にさえなれなかった・・・のが残念。


確かにヨーロッパチックなような、でも違う。
香港やタイやらの活気ともまた違う。混じってるっちゃ混じってる!?
エキゾチック、風光明媚、素敵はどこなの〜〜?
で、素晴らしい世界文化遺産を堪能した後に、それにもかなり満腹状態、
ふらりと乗ってみたかったボスポラス海峡クルーズに出てみたら!!


午後19:00くらいでもまだまだ明るく、海峡はほんとうに美しい。
アジアサイドとヨーロッパサイドを両側に、黒海からマルマラ湾へと抜けるボスポラス。

だんだんと暮れなずみ、ヨーロッパサイドに夕陽が落ちて行きます。

乙女の塔がキレイだな〜
と見とれて・・・振り返ると!

反対側アジアサイドにぽっかりと満月!!

クルッと地球が東西にまわったような感覚を体験しました。
文化の十字路と言われる場所は、地理上、地形上、必然なんだな〜〜と。
自然ってやっぱりすごい!それにしても、いくら見ていても飽きない!
これがイスタンブールなんだ!と勝手ながらも自分のなかにすとんと落ちた。
この景色を見ると誰もがイスタンブールに恋をする(キザですが・笑)んだ。
私も恋をした。いつかまたこの景色を見に訪れたいと心に刻んだ旅でした。



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