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暮らしのそばにある花鳥風月を楽しむ毎日。めぐる季節、出会った自然、草花や木々を暦とともに紹介します。

2020年8月8日土曜日

暦とともに#248 立秋

 えっ!!立秋ですか?!
今年初の猛暑日と立秋が同じ日にやってきました。
梅雨が長くて、すっかり忘れてましたが、やっぱり夏は暑いですね。
夜も寝苦しくなってきて、熱中症に注意です。
切り花の仕事以外に時々、庭の仕事をご依頼頂きます。
ここ2、3日も植栽をさせて頂いているお客様のところへ
手入れに行ったのですが、ものの1時間ほどで汗だく、
ヘロヘロで、こんなだっけ?と。
久々の暑さに慣れるまでちょっと時間がかかりそうな?です。
そして、7月にひと段落したテラスの植栽の仕事を思い、
雨でドロドロではありましたが、
「あ〜、7月中に終えれて良かった!」とつくづく。笑。
自分的にはお気に入りの仕上がりで、ちょっとご紹介します!

マルバノキ
センターにマルバノキを配置しました。
ジンチョウゲはカフェオレ色のグラスと合わせて、
洋風に仕上げました。

ブルーベリーは2本で実付きを良くします。
早速摘んで召し上がってくださってます!

グラスは背の高いポットに。ハーブは青いポットでアクセントに。

もう一本大きい木を。コハウチワカエデです。


もともと出来上がっていたテラスのリノベーション植栽と言う感じで、
10何年前からの植栽を少し変えたいとのご希望でした。
あるものを剪定、ダメになっているのを整理、古い土を交換して養生、
そして、いくつかの新しい樹木、草本を出来るだけ空いている鉢を使いながら、
大きい樹木には新しい大きい鉢を用意して、全体のイメージを変えました。
全体に南半球のネイティブプランツが占めていたのですが、
雑木、庭木を入れることで、柔らかな自然の景色になるようにしました。
「北ヨーロッパっぽいのが好き」「まとまりすぎない」などご希望を伺って、
既存のインテリアや小物などから、洋風でミックススタイルで、
ちょっとブロカントを意識して、選んだ植栽は、
今までの植物とも馴染良く、うまく仕上がってくれました。
庭の仕事は体力的には大変ですが、やっぱり楽しいな〜〜と、
ありがとうございました!

観れた!

そして、以前から観たかったドキュメンタリー映画が、
ちょうど無料配信してることを知り、観れました。
ジル・クレマンの庭のドキュメンタリーです。
「できるだけあわせて、なるべく逆らわない」が全てを語っています。
思想的、哲学的な内容で、色々と考える時間が必要なフィルムでも。
庭の仕事の後に、良いタイミングで観れました。
自然、植物、景観、生き方、色々とまた自分に問いながらですね。
できるだけ、と、なるべく、がとても意味を持っているなーと思いながら、
大切なことをまたひとつ教えられたような、映画でした。


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