立夏。暦の上に夏がきました。
天気がいいと一気に初夏の気分になりますね。
早朝の市場にいく時間も、もうすっかり明るくなり、
夕方もいつの間にかゆっくりと長く感じ、
日の長さにも夏の到来を感じることができます。
とはいえ、梅雨が来て、明けてからが本当の夏なんでしょうけれど。
そんな、
夏兆すゴールデンウイーク、今年は近場にちょこちょこと出かけてきました。
まずは三島のクレマチスの丘へ句友と。おめあては「ロベール・クートラス展」。
昨年、渋谷の松濤美術館で観たのですが、今回は未公開の作品もあり
多彩な見応えのある展示ということで行ってきました。
展示はもちろんでしたが・・・・
行っていきなり、隣接の?駿河平自然園に吸い込まれ(笑)
吊り橋、小川、 芋虫、とかげ、クレソンなどにテンション上がり、
何しに来たのかすっかり忘れそうでした。
でも、大好きな自然散策ができて大満足!!
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いきなりの吊り橋! |
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かわいい野草たち |
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こちらは美術館入り口付近の藤棚 白のパーゴラにお似合いです |
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キギ展もやっていました 蝶々はあんまり得意でないけどこの蝶は素敵でした! |
クートラスの他に、キギ展、本橋成一さんの写真展を観ました。
本橋さんの展示は私の情報に入ってなかったのですが、
いやいや、本当に素晴らしくて感動!!
ドキュメンタリー映画も撮られているので、ぜひ観たいと思ってます。
そして、5日のまさに立夏の日は、小澤典代さんのカゴ展を観に吉祥寺へ。
秋に花を生ける展示を予定しているので、ちょいちょい器を見ています。
小澤さんにもそんなことを相談しながら、
佐渡で作られている「しちなりかご」を購入しました。
「しちなり」は、なんにでも使えるという意味だそうで、
そんな気取りのないカゴは、私の花への気持ちになんだかぴったり。
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早速初夏の花を生けました |
5月の花あわせレッスンからまた、
那須の池田さんのお花が届くようになったので、私も早速しちなりかごに
池田さんからの繊細な草花と芍薬などをあわせて生けました。
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こんな草花がやってきた! |
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小さくても愛おしい |
水揚げの時に折れた花、剪定の時に切り分けた小さい花も愛おしく、
小さなぐい呑みに入れて飾っています。
夏初めの花はなんとも清々しい。